The Last of Us
The Last of Us Remastered 【CEROレーティング「Z」】 - PS4
- 作者:
- 出版社/メーカー: ソニー・インタラクティブエンタテインメント
- 発売日: 2014/08/21
- メディア: Video Game
だいぶオープンワールド的な奴に慣れてきたのかも。殴るのぜんぜん得意じゃないんだよね~銃撃つのももちろん得意ではない。
読了本
- 「勇者の嫁になりたくて( ̄∇ ̄)ゞ」この終わり方だと、出オチな感じになっちゃうかなあ……。一冊の中で盛り上がりがほしい。
- 「万屋大悟のマシュマロな事件簿 (ポプラ文庫)」アイドルグループ、マシュイチの父親が娘のライブで警備をしている理由は……。最初から最後まで、アイドルの話で面白かった。ファン側の話が全くなかったんだけど、それあるとどろどろしちゃいそうだから、ちょうどよかったかも。
- 「夢見る帝国図書館」図書館って、建物と本、そして精神があったりして、不思議な空間だなーと思う。図書館の物語と、ひとりの女性の人生が語られます。本が、図書館が好きなら面白いのでは。
2019年に私が読んだ小説ベスト10
今年読んだ冊数は394冊でした。
・「なめらかな世界と、その敵」(伴名練・早川書房)
9年前の伴名練さんのデビュー作がずっと記憶に残っていたのですが、再会できて、しかもこんな素晴らしい作品をひっさげて帰ってきてくれて嬉しい。デビュー作はダークな作品でしたが、今回はSF百合がメインの短編集。絶品でした。おすすめです。
・「裏世界ピクニック3 ヤマノケハイ」(宮澤伊織・ハヤカワ文庫JA)
都市伝説+SF+百合という変わったジャンルが面白いシリーズ。や、これ、好きだわ……。主人公が振り切った「変人」なのがまた面白い。ちょっと油断してると一気に怖くなるのもまた快感。怖いもの見たさって気持ちは、どこからでてくるんだろうなあ……。
・天冥の標シリーズ(小川一水・ハヤカワ文庫JA)(完結)
全16冊のシリーズ完結巻。最初のあの巻からここまで、長くて暗いどぶもあり、きらめいている清流あり、どろどろのエロありと、さまざまなスケールで「異なるモノ」との対峙と融和を見せてくれたシリーズでした。ひとつひとつの巻が唐突でえっ、でもこれも面白いということを毎回感じさせてくれて、しかも長いので前の巻を忘れている(笑)。何回も何回も読み返すたびに楽しめるシリーズです。
SF読みなれていない人は最初の巻が読みにくかったら、二巻目からだったら現代の話なので読みやすいかも。それぞれの時代、それぞれの場所での人間も人間でないものの苦しみも楽しみも、すべて楽しめちゃいます!
・「十二国記 白銀の墟 玄の月」全四巻(小野不由美・新潮文庫)
最終巻の発売日当日に四冊読了。どっぷり読めて満足でした。
一番の謎が、なぜ驍宗は現れないのか、というところでしたが、壮絶でした。久しぶりの驍宗様たんのうしたけど、現れてからは意外とそんなに前に出ず……みんな療養が必要という。一番がんばったなーと思ったのは高里くんかな。せんせいって呼ぶのがたまんなかった。全てを捨ててでも、やりたいことだったんだね。載国のひとびとのそれぞれの戦い、見せていただきました。一介の荒民から、いろいろな人生あり。朱旌はかなり謎だなあ……そろそろ彼らが主役の話も読みたい。
・「狼は眠らない」1・2巻(支援BIS・角川書店)
「辺境の老騎士」の若いころってこんなんだったのかも、というような若さもありつつも老成した雰囲気を持つ冒険者、レカンの物語。好奇心旺盛だけれど常に冷静な判断を欠かさないレカンが魅力的。多崎礼さんが好きなひとは好きかも。おすすめです。
一巻は孤独な旅の印象でしたが、レカンもしがらみができてきたようでよしよし、な二巻でした。絶品!硬派だけどどこか弾力のあるレカンの魅力がたまらんです。教育も欠かさない支援BISさんの物語好き!
・「狼領主のお嬢様」3巻(守野伊音・カドカワBOOKS)
希代の悪女として処刑された過去生を持つ孤児の少女が、「彼」と出会ったら……というシリーズ。今回は王城を訪れた彼らのお話。お互いがお互いを想う様が絶望と紙一重なところがハラハラさを誘うのかもしれない。
だいたいの話では、私は「くっつくまで」が至上だと思っているのですが、このシリーズはくっついてからが至上だと断言できる!なぜって、お互いが両想いと知っていつつも、「私のほうが好きだ!」とずーーーーっといいあいつつ、そう思い合っている。しかもその想い方がえげつない。楽しいわぁ……。一番好きなラブストーリーになった。おすすめ……おすすめはしにくいけど、好きです!(告白)
・貧乏お嬢さまシリーズ(リース・ボウエン・ 田辺千幸訳・原書房コージーブックス)
貧乏なのに見栄をはれと強制されている王家の一員のジョージ―の奮闘が面白いシリーズ。コージーものの中でも、このシリーズは特に面白い。ジョージ―がかたくるしい王族の世界のルールを「最低限」守りつつも、自分のやりたいことを精一杯やっている姿が魅力的で、痛快なところが好きなんだと思う。親友や恋人、特におじいちゃんへの愛がとても深くて、そんなジョージ―が愛しくてたまらん。なんでこんな子をあの母親は……ぶつぶつ。
・「銀河の森、オーロラの合唱」(太田紫織・文春文庫)
ある人物を「ママ」として暮らすことを強いられた「親のない」こどもたち。彼らは「家族」になれるのか?私がこーゆー「いいこでない」こども好きなのわかっててやってるでしょ……!というくらいつぼだらけだった。映画化してほしい……!表紙が気になって購入したけれど、正解すぎ。私は、「いいこでない」こどもがすっくと立っていく話がほんとに好きだ。
・「ヤービの深い秋」(梨木香歩・福音館書店)
ニンゲンの知り合いがいる、ちっちゃな生物のお話+人間世界の学生寮の寮監さんのお話。シリーズ第二弾。このシリーズ、梨木香歩さんで一番好きかも。イラストの感じもいいけど、登場人物誰もがどこか「弱み」を持っているところが好きです。でも、だから「かわいく」て、「わかってもらえそう」な気がしてくる。ちょっとしたことも解説しているのが児童書らしいんだけど、それ読んでると、「このことばってこうだったっけ」とか改めて思ったり。おすすめです。
・「厨師、怪しい鍋と旅をする」(勝山海百合 ・東京創元社)
料理人である厨師の一族、斉氏の一人、斉鎌は奇妙な鍋を手に入れたことから、流浪の厨師となった。「料理」「鍋」「中華」という言葉の連想からはとても想像できないような様々な物語があり、とても楽しめました。おすすめです。
鳥がいい味を添えていました。勝山海百合さんのこういう話、もっと読みたいです。解説は南條竹則さん!
読了本
- 「エプロン男子 1 (集英社オレンジ文庫)」「エプロン男子 2 (集英社オレンジ文庫)」つかれた女子の味方の「エプロン男子」のお話。食べることだけはどんなにつかれていてもなるべく省かないようにしています。できれば、おいしいもの食べたい!
- 「金継ぎの家 あたたかなしずくたち (幻冬舎文庫)」「金継ぎ」をしている祖母と同居している女子高生。祖母が故郷を見たいと言い出し……。母子三代の語り手が変わるのがいい感じでした。それぞれの世代の悩みがあるなあ。
- 「魔弾の射手 :天久鷹生の事件カルテ (新潮文庫nex)」知念実希人 さんのシリーズでは、これが一番安定して楽しめる。
読了本
- 「死神憑きの浮世堂 迷宮の戻り人 (2) (小学館文庫キャラブン!)」かつて幼い弟を奪われ、その恨みに捕らわれている人形師、利市。今回出会った美青年の正体は……?おー、面白いではないか。こういうシリーズ好きー。もっと続かないかな。もう彼はレギュラーでよいですよ!
- 「兄の嫁と暮らしています。(7) (ヤングガンガンコミックス)」いい感じの緊張感。線がちょっと太くなったかな?
- 「テセウスの船(10) (モーニング KC)」完結。うーん、こういう終わりか……。さすがにこれは別人だと思います。
読了本
- 「リーリエ国騎士団とシンデレラの弓音 ― 綺羅星の覚悟 ― (集英社オレンジ文庫)」騎士団の戦う女の子が主人公の少女小説。前巻最後で無事恋人となった「確信犯」先輩がとことんへたれておりました。おにーちゃんじゃましたれ!
- 「芽吹長屋仕合せ帖 日照雨」ひととひとのご縁を結ぶ、当人のおえんさんには、行方不明になった息子がいて……そんなー。面白かっただけに驚愕。かなしい……。