「ef- a tale of memories.」 最初の数回は見ていないのに、こんなにはまりこむとは予想もしませんでした。なんといっても、記憶に障害があるため、十三時間しか記憶を保持できないという設定が、ものすごくたくさんのことを考えさせてくれました。千尋は十…

「おおきく振りかぶって」１〜９巻（ひぐちアサ・講談社コミックスアフタヌーン） こんなに何回も読み返すことになろうとは。アニメがきっかけで読みはじめました。アニメの特に初期もできがいいけど、マンガもものすごく盛り上がる。 野球マンガですが、ふ…

「人類は衰退しました」（田中ロミオ・小学館ガガガ文庫） こんなに音読して楽しい本は初めてでした。もうすぐ２巻が出るのが楽しみです。 「……こ、こぼねもおおめですが？」 ちくわ氏「人類は衰退しました (ガガガ文庫)」（田中ロミオ・小学館ガガガ文庫）P…

「流血女神伝シリーズ」（須賀しのぶ・集英社コバルト文庫） 八年に渡ってつづられた、「流血女神伝」シリーズが完結。神と人の話、にしては神の分量が（特に初期は）少な目でしたが、人が生きる世界の話、そしてそこを覗き込む滅びつつある神たちの話として…

2007年度に私が読んだものベスト。

有川浩がNIKKEI NETで連載している「フリーター、家を買う」は、1/18まで全章を期間限定で公開中。ラストの恋愛展開には燃え上がりました……でもそれ目当てで読むと肩すかしかも。

読書感想を今日のひとりごとに追加。 「電脳コイル 2 (2) (TOKUMA NOVELS Edge)」イサコとヤサコ、ライダースーツの彼女の一人称で語られる「電脳コイル」ノベライズです。今回は話は進むけど、ちょっと感情面での盛り上がりが少ないなーと思いました。 「都…

「忘れじの包丁 (創元推理文庫)」アメリカ主婦ミステリの第四弾。裏庭で映画撮影が数日間、行われることに。憧れの女優を見れるとうきうきしていたジェーンだが……。

「ナイチンゲールの沈黙」グッチーと白鳥くんのシリーズ二作目。小児病棟の歌姫が、殺人事件に巻き込まれる話。今回も面白かった。ちょっと歌に関する部分は興味なかったけど、他の部分が充分面白かったのでマルです。図書館で予約すると何百人の単位なんだ…

「クラスの動物園 (創元推理文庫)」アメリカ主婦ミステリの第三弾。親友のシェリィの同窓会の手伝いをするはめになった主人公。しかし、シェリィの同級生が一人殺されて……。あのシェリィ様が、学生時代は内気！ありえな！（笑） 「まんまこと まんまことシリ…

「コーンウォールの聖杯」コーンウォールへ避暑に行った一家の、兄、姉、弟。その家の隠された部屋で、ある「地図」を見つける。それは、アーサー王に関連したあるモノを見つけるための手がかりで……。もーメリィおじさんかっこい！じじい好きにはたまらんか…

「1950年のバックトス」短編集。この間ドラマ化された「ひとがた流し」の後日譚もあるけれど、面白かったのは「小正月」と「百合子姫・怪奇毒吐き女」。「小正月」は、母が入院した女性が主人公で、それにともなって考えることが面白かった。「百合子姫・怪…

「駅神」沿線の駅に出没する易者のおじいさんは、金はとらないが意味がわからないことを言って去っていく。その意味を探るため、易の学校の生徒が、占ってもらった人をつかまえて、結果について論じるミステリ。うーん、いまひとつ落ちがない印象。三話以外…

今日のひとりごとに読書感想追加。 「死の拙文 (創元推理文庫)」アメリカ主婦ミステリの第三弾。とうとう古本だけど買ってしまいました。今回は、家に来た母と一緒に自伝講座に出席することになった主人公が、架空の人物の自伝を書こうとする。ディティール…

「とらわれごっこ 2 (花とゆめCOMICS)」これもらぶらぶー。今回は、小熊兄が、大熊にちょっかいをだしてきます。このシリーズはなかなかおすすめです。 「ルードヴィッヒ革命 第4巻 (花とゆめCOMICS)」シリーズの一応最終巻。 「1+1 4 (花とゆめCOMICS)」血…

「収穫祭」過疎化した村で起きた、村中の惨殺事件。生き残りの中学生三人と教師一人の証言から、外国人男性が犯人とされたが……。エロとバイオレンスたっぷりのグロいサスペンス。寝る前に半分くらい読んだら、見事に惨殺される夢を見ました。そのまんまやん…

「桜庭一樹読書日記―少年になり、本を買うのだ。」作家、桜庭一樹の読書している毎日。意外と海外ミステリ者なのにびっくりしました。 「虫めずる姫の冒険 (スプラッシュ・ストーリーズ)」虫を愛する姫の冒険。夢が出てくるのが、いかにも芝田勝茂さんですね…

「モンスターズ・イン・パラダイス (2) (ウィングス文庫)」軟体系！ 「お、お似合いのカップルですね……お二人とも軟体系で……」 ホープ「モンスターズ・イン・パラダイス (2) (ウィングス文庫)」（縞田理理・新書館ウィングス文庫）p25より

「鋼殻のレギオス(2) サイレント・トーク (富士見ファンタジア文庫)」環境悪化のため外に住むことができなくなった人類は、移動都市レギオスの中で暮らすことにした。「外の世界」では、汚染物を糧とする「汚染獣」がうろつき、人類をも襲う。生き残るため、…

「伝説の森〈下〉―ヴァルデマールの風・第3部 (創元推理文庫)」ヴァルデマール年代記シリーズ、「ヴァルデマールの風」完結編。ヴァルデマール王国の王女であり、＜使者＞であるエルスペスは、祖国ヴァルデマールで、あるひとつの決断を皆に伝える。それが歓…

「伝説の森〈上〉―ヴァルデマールの風・第3部 (創元推理文庫)」ヴァルデマール年代記シリーズ、「ヴァルデマールの風」完結編。ヴァルデマール王国の王女であり、＜使者＞であるエルスペスは、祖国へ向けて、恋人らと共に旅たとうとしていた。しかし、＜門＞…

「正しい魔女のつくりかた (ハリネズミの本箱)」ミギーさんの表紙にひかれて読みました。英国の少年が、離婚した母の元でクリスマスを過ごすために向かう途中、妙な連中と同道する。その人たちは実は魔女で、知らないうちに魔女たちの争いの中に巻き込まれて…

「空中飲茶飯店 上 (眠れぬ夜の奇妙な話コミックス)」「空中飲茶飯店 下 (眠れぬ夜の奇妙な話コミックス)」中国茶を命をかけて運ぶ人たちの話。茶がうまそう。

有川浩がNIKKEI NETで連載している「フリーター、家を買う」があっという間に恋愛展開！ 恋愛対象にしてもらえないなんてとんでもない！フラグ立ちまくりでっせ！せんせ！今度も主役が鈍感野郎か……いいねいいねー（にやにや）。 ストーリーは、退職した後、…

今日のひとりごとに読書感想追加。 「ようこそ女たちの王国へ (ハヤカワ文庫SF)」フェニミズムものかと思っていたが、けっこう評判いいので買ってみました。男子の生存率5%とというやたら姉妹が多い世界で、男の子は婿養子に行かされて、婿入りした家では姉…

「カタブツ」主に恋愛関係の短編集。いまいちでした。残念。

「パートタイム・パートナー (光文社文庫)」制限時間内恋人のようなふるまってくれる、「デート屋」のような仕事をしている男性の話。主人公が、きわめて純粋に女性が好きで、女性に笑っていて欲しい、幸せでいて欲しい、そのための軽口やなぐさめならいくら…

「インシテミル」ある「実験」の被験者の時給は１万円以上、24時間分七日間支払われる。こんな「うまい話」に参加した男女12人。封鎖された地下空間で彼らが示唆されたのは、「殺人」とその「解決」。いかにもな本格モノの設定とキャラクターたち、展開でし…

「風の王国―金の鈴 (コバルト文庫)」物語の最初からヒロインが結婚しているという、あまりないかもしれない少女小説。チベットの方の遊牧民の新興国に嫁入りをさせられた中国の皇帝の姪、翠蘭と、その夫リジムのらぶらぶ……というより、政治や陰謀もりだくさ…

「ゴミと罰 (創元推理文庫 (275‐1))」夫を亡くした子持ちの主婦が、生活しながら殺人事件の解決に挑む話。ほんとに生活じみてるのが面白い。すさまじいスケジュールをこなす三人の子持ち主婦。シリーズとして楽しく読めそうなので期待。おじさんがすきです。…