「わたしとトムおじさん」ハーフで帰国子女の帆奈は、事情があって両親とは離れ、日本で祖母と叔父と一緒に「明治たてもの村」に住んでいる。古い建物を移築しているこの村が帆奈は大好き。トムおじさんはそんなふるいものを直したり、真似して「にせもの」…

最近NHKでいろいろドラマ化していて、けっこう面白そう。再放送もそれぞれあるので、まだ見られると思います。 「ツレがうつになりまして。」http://www.nhk.or.jp/kindora/tsure/ 売れないマンガ家の夫がうつになってしまうコミックエッセイが原作。藤原紀…

とりあえず、アニメのカテゴリにしてみましたが、菅野よう子さんの今回でたアルバム。「SEATBELTS」とあるので、「カウボーイ・ビバップ」のサントラ？と思って購入してみたら、今までの仕事をいろいろと集めたベストアルバムぽいものだった。しかも、選曲が…

「PSYCHE (プシュケ) (スクウェア・エニックス・ノベルズ)」飛行機事故で奇跡の生還を果たしたぼく。しかし、それは家族が全員亡くなったということだった。一人残された家で絵を描く。その周囲では、聞き取れないけれどあやふやに存在する家族がいた。狂気…

「されど罪人は竜と踊る 5 (ガガガ文庫)」短編集。ガガガ文庫になって、このシリーズに対する自分の興味が少し薄れたなーと思っていたのですが、短編集は特にその度合いが大きい。数の話は好きだけど、シリアスだと読み続けるのがつらくなってきた。次も短編…

「おと×まほ 4 (GA文庫)」短編集。えろいシチュエーションだけど、実質はえろくないとか、温泉とか。女の子たちはそれでいいのか(^_^;)母上の気持ちもよーわからんが……。あまりコメディ部分は大好き！というわけではないので、ふつうでした。 「悪夢城の主 (…

「見習い女神と仮面の騎士 ~恋のワルツで祝福を!~ (B’s‐LOG文庫)」トレジャーハンター志望のユーノは、いきなり聖騎士に「女神の侍女になれ」と誘拐されて、聖都へ向かうこととなった。女神の侍女修行とは思えないような修行の数々。ほんとに私は侍女になる…

「船に乗れ!〈1〉合奏と協奏」音楽一族に育ち、自分もチェロを習いつつ哲学書に読みふけるような鼻持ちならない中学生が、三流音楽高校で合奏の楽しさを知っていく物語。最初の数十ページは、その自意識過剰さが辛くて読むの止めたくなりましたが、がまんし…

今日のひとりごとに読書感想追加。 「アネットと秘密の指輪 お嬢様と花のワルツ (角川ビーンズ文庫)」貧民からいきなり女伯爵となってしまったアネットは、舞踏会に参加することに。面白かったー。このシリーズにはなぜかきなくさい事件がラストにお待ちかね…

2008年以降に最初の巻が出版されたおすすめ作品をレーベル単位にひとつ、挙げてみました。（「死神姫の再婚」だけは2007年が最初の巻）ほとんどまだ数冊しか出ていないので、手をつけやすいかと。普段手を出していないレーベルに手を出す一助となれば。 新人…

「おと×まほ 3 (GA文庫)」無理矢理魔法少女にされたオトコノコの話。今回は、「あのひと」が敵となる！？なんかこう、気持ちのよい物語を描くなあと思う。あっち側はもうちょっとどろどろしてもいいような気もするけど、青少年におすすめ。女の子も楽しめる…

「シェンドールの妖精使い 初実習は危険な予感 (角川ビーンズ文庫)」「シェンドールの妖精使い 求愛の花は舞踏会で (角川ビーンズ文庫)」妖精の力をとりこんで妖精を呼び出すことにより使役する「妖精使い」を目指してがんばる女の子、ユナの話。女の子が苦…

「おと×まほ 2 (GA文庫)」「魔法少女」に無理矢理されてしまったオトコノコの話。魔法少女が三人目！今回もイメージも綺麗でよい。特にアクションシーン。らぶこめは普通だけと、既に黒フラグが立ってしまった。あとは、主人公かなたんの立ち位置が透明でな…

「世界画廊の住人 (幻狼ファンタジアノベルス)」錬金術者見習いのセツリは、この世界では珍しい「画家」と出会ってしまった。彼はセツリのことを、「世界画廊の管理人」だと言うが……。世界に隠された秘密を、セツリは解きあかすことができるのか？ことばにこ…

「れでぃ×ばと!〈2〉 (電撃文庫)」女子校だった白麗稜学院の「従育科」に転入したヤンキー外見の少年、秋晴を中心としたどたばたらぶこめ。ツンデレお嬢様とろり外見の先輩、そしてラストの外伝でも……。まあわかってはいましたが、やはり。好きな設定ですか…

「帝国の双美姫〈2〉 (幻狼ファンタジアノベルス)」ハラーマ帝国の美しく強い双子の美姫が主人公……ではなくて、まだ少年の姿だけれど実はけっこう年寄りなんだけど皇子付の弱気な魔法使い、ルークが主人公です。今回はルークが相変わらずもうびくびくおどお…

「カンニング少女」カラオケボックスで待ち合わせて集まったばらばらな個性の四人。普段は真面目な玲美は、どうしても有名私大の馳田学院に受かりたいと言い出す。そのためには、カンニングしかない！というわけで、カンニングのお話。ラストでの玲美の独白…

今日のひとりごとに読書感想追加。 「恋のドレスと宵の明け星 ヴィクトリアン・ローズ・テーラー (ヴィクトリアン・ローズ・テーラーシリーズ) (コバルト文庫)」「恋のドレス」を縫う縫い子のクリスと侯爵令息のシャーリーの身分違いの恋愛。ロンドンの逢瀬…

「リンボウ先生のうふふ枕草子」林望先生って、古文教えてたのか……しらなかった(^_^;)。枕草子の面白いところをぬきどりで、林望先生の現代語訳、解説つきで読めます。「…なこと」って、すごいたくさんのパターンかいてたんだなー。しらなかった。けっこう男…

「オオカミさんととっても乙女な分福茶釜 (電撃文庫)」御伽噺をモチーフにしたちょっと皮肉な学園ラブコメ。今回は学園祭。今までの復習とか。だいぶオオカミさんがデレてきた。作者のツッコミは、ふだん好きではないのだけれど、この作品のは私はなんかきに…

川原由美子さんが「ネムキ」（朝日新聞社）で新連載を始めた、との記事を見つけた。 http://publications.asahi.com/ecs/21.shtml タイトルがなんと、「ななめの音楽」！ずーっと昔に「LaLa」（白泉社）で掲載された短編のタイトルじゃないですか！初回は4/1…

「宮廷神官物語 渇きの王都は雨を待つ (角川ビーンズ文庫)」神官見習いとして勉強中の天青は、夏休みに入り、友人の家に滞在することになった。その天青が行方不明になったと聞いた鶏冠はショックでものものどを通らなくなってしまう。ちょいBLになりそうな…

「ディミティおばさま旅に出る (優しい幽霊 2) (ランダムハウス講談社文庫)」結婚生活がうまくいっていないロリは、二度目のハネムーンを企画したが、夫は仕事でいけず、義父とともに英国のディミティおばさまの家で過ごすことになる。しかし、義父はいきな…

「スイート☆ライン (電撃文庫)」男性恐怖症の新人声優の女の子を、男に慣れさせるために「兄」として同居生活を始めることに！んー、ごくまっとうなライトノベル。文章は軽いけど、よみにくくは感じなかった。あー、もうちょっとコンパクトにならないのかな…

「新世界より (下)」現代の世界がいったん滅び、全ての人が「呪力」を使う人たちの住む街が舞台。早季は辛い出来事を乗り越え、大人になったが、街を大きな危機が襲う。早季たちは街を護ることができるのか？ネタばれしそうなので書けませんが、面白かった！…

「薄妃の恋―僕僕先生」仙人の僕僕先生というボクっ娘と一緒に旅をしている青年の話。基本、いわれなければなーんもしないよね＞自分……。というのがどうも気に障るのだが、薄妃がとてもよかったので、次も読みます。どうも先生の気持ちは理解できん……。 「ハ…

「警視庁幽霊係 (ノン・ノベル)」「幽霊係」の柏木は、今日も今日とて、幽霊に聞き込みに回らされる。ちょっと変わった霊感を持つ、気のいい柏木はいつも貧乏くじばかり……というわけでもないけど、胃が痛くなることが多い。コミカルなミステリとして面白かっ…

「ソロモンの犬」ヘタレ大学生の秋内は、知人の息子の交通事故を目撃してしまう。彼は「殺された」のか？んまー、これもまたすごいヘタレくんですなあ、という主人公が、なぜか変人動物先生の間宮には態度がけっこうでかいところがちょっと面白かった。動物…

今日のひとりごとに読書感想追加。 「新世界より (上)」現代の世界がいったん滅び、「呪力」を使うこどもたちの住む街が舞台。早季たち五人の班は、彼らだけで遠出した際に不思議な生物に出会う。それが、幸せなこども時代の終焉だとも知らずに……。貴志祐介…

「黒百合」戦前から戦後あたりの回想をつづった物語。戦後の混乱が終わりに近づいた夏、三人の14歳のこどもたちが出会った。二人は男の子、一人は女の子。この一夏を、彼らはどのように受け止めていくのか。ラストのしかけはまあびっくりはしたけど、……それ…