・「orange」４〜５巻（高野苺・双葉社アクションコミックス） シリーズ完結。自殺した友人を10年たっても後悔なしに思い出せない五人の大人と、その10年前の高校生たち。それぞれが必死にできることを想う。すごく臆病な主人公が勇気を出していく過程がぐっ…

・「アルバート家の令嬢は没落をご所望です」全二巻（さき・角川ビーンズ文庫） メアリ・アルバートは乙女ゲー世界に「悪役令嬢」として生まれ変わったらしい。その話をはいはいと聞き流す従者、アディとともに学園に「没落するために」乗り込むが、ヒロイン…

・「死神うどんカフェ1号店シリーズ」2〜6巻（石川宏千花・講談社YA! ENTERTAINMENT）（完結） 死神たちのやっているカフェがいまのところ、一番いごこちのいい希子。死を見つめつつも、臆病なこどもたちが一歩を踏み出すところを描いたシリーズ、完結です。…

今年読んだのは、362冊。例年より少ないのは、仕事のせいです……ひーひーいっておりました。このくらいが限界だな、と……。少女小説がだいぶ少なくなってきたような気がします。その中でも、ベストに入ってきたのはビーズログ文庫のみ。

「櫻子さんの足下には死体が埋まっている はじまりの音 (角川文庫)」櫻子さんと出歩くと、なぜか骨や死体に出会ってしまう少年。櫻子さんはあいかわらずなりに、いい関係になってきたみたいでよかった。 「天冥の標IX PART1──ヒトであるヒトとないヒトと (ハ…

今年は今のところ、359冊しか読めておりませぬ。さすがに仕事に押された……。いつもより100冊ほど少ないです。 どーせなら、365冊にしてみたいんだけど……無理かも。

「天久鷹央の推理カルテIII: 密室のパラノイア (新潮文庫nex)」傍若無人ながらも、少しずつ「人慣れ」してきた鷹央。しかし……。医療ミステリ。今回はなかなか面白かった。

「スイーツ王子の人探し おとぎ話は終わらない (角川ビーンズ文庫)」空手部のターンは必要ないようなきもするけど……まあいっか。 「ポーション、わが身を助ける 2 (ヒーロー文庫)」異世界に来てしまった女の子のお話。世界が広がっては来ているけど、悪意を…

「異人街シネマの料理人(1) (ウィングス・ノヴェル)」人物紹介でネタバレてますが……。祖父が亡くなり、天涯孤独となった桃。祖父の経営していた映画館を残したい、と少々危険なバイトを始めるが……。桃を援助してくれる人が現れるのですが、彼が桃にめろめろ…

「壊滅騎士団と捕らわれの乙女6 (一迅社文庫アイリス)」結婚準備も整いつつあるヴィンセントとフィーリア。なかなかに甘い日々（ヴィンセントにしては……）の中楽しそうなフィーリアですが、ラストであわあわ。会話のテンポがやはりあいかわらずよいです。ま…

新潮文庫nexなど、一般文庫でのライトノベルっぽい表紙のエンタメ文庫が最近流行しているので、その中で私が読んで面白かったものをレーベル別にご紹介。 MediaMerkerでは他の作品も。→http://mediamarker.net/u/psyche/tag1/2014%EF%BD%9E2015%E5%B9%B4%E6%…

「白の予言者 (1) (道化の使命) (創元推理文庫)」「白の予言者 (２) (道化の使命) (創元推理文庫)」「白の予言者 (3) (道化の使命) (創元推理文庫)」「白の予言者 (4) (道化の使命) (創元推理文庫)」かつての敵である外島人たちと同盟を結ぶための婚姻のため…

「なりゆき斎王の入内 ~心の花は咲き出ずる~ (ビーズログ文庫)」ミステリ要素もある、王宮ラブコメ。今回は万結さまがステキでした。二人で無双してほしい。 「町田くんの世界 2 (マーガレットコミックス)」人間愛がすごいパワーを生み出す、けどそれは町田…

「【急募】猜疑王の契約王妃(※短期のお仕事です) (ビーズログ文庫)」わけあって猜疑心満載の王に嫁ぐことになった期間限定王妃のラブコメ。猜疑っぷりも面白かったが、それを超えていく天然もすごかった。ただ、前作の方が楽しかった。ぶっとびっぷりが尋常…

「空色の小鳥」裕福な家の「おまけ」として育った弟が、跡継ぎだった兄の娘を見つけ、家には言わずこっそりと育て始める。彼の目的は……。ブラックな方の大崎梢さんでしたが、娘さんはすごくいい子で（あれぐらいフツーだよねっ）気持ちよく読めました。複数…

「大きらいなやつがいる君のためのリベンジマニュアル (岩波ジュニア新書)」もと作家、の豊島ミホさんによる、「今が辛い」若い世代への体験記。豊島さんは面白いなーと思って読んでいた作家だったので、これから小説が読めないのは悲しい。たまにでいいから…

「ようするに、怪異ではない。 (角川文庫)」妖怪大嫌いな高校生が、妖怪大好きな先輩に「妖怪がいない」ことを証明する日常の謎シリーズ。先輩がいまいちだなあと思いつつ読んでいたのですが、最後の話でちょっと持ち直した。 「町田くんの世界 1 (マーガレ…

「ひきこもり神官と潔癖メイド 王弟殿下は花嫁をお探しです (コバルト文庫)」ひきこもりだった神官様が表にでてきたら、メイドたちが追い回すようになってしまった。その弊害を受けているちょっと潔癖なメイドさんの受難。派手すぎず、俺様ではないところが…

「死神うどんカフェ1号店 六杯目 (YA! ENTERTAINMENT)」大きな出来事が起こり、いよいよ亜吉良は決断を下す。そのとき、希子は……。死を見つめつつも、臆病なこどもたちが一歩を踏み出すところを描いたシリーズ、完結です。完結ですよね？しちゃうのね？もう…

「北欧貴族と猛禽妻の雪国狩り暮らし 2」仮の結婚とはいえ、告白済みで、仲良く暮らす二人の毎日。料理がうまそう。この後も面白いので三巻でますように。個人的にはじーちゃんデレが好き。 「エデンの果ての家」母親の葬儀の当日、弟が母親の殺人容疑で逮捕…

「ラストゲーム 9 (花とゆめCOMICS)」これだけイベントこなしているのに、ぜんぜん近寄った気がしない……！相馬くんのいぢめがとても冴えてるわ〜。 「うそカノ 6 (花とゆめCOMICS)」それは通報されても仕方ないね！そして仮装のクオリティ高すぎでしょ！ 「…

「異世界にカフェは必要ですか? 恋が生まれる秘蔵のレシピ (角川ビーンズ文庫)」カフェのオーナーとしてがんばろう！と決意していたのに、なぜか異世界にカフェごと移動。そこで女王様に料理を作れと言われるが……。そーいえば、動物によって毒物とか違うけど…

「シャーロック・ホームズの不均衡 (講談社タイガ)」両親を殺されて児童養護施設で妹と暮らしている高校三年生。ある人から呼び出されて向かった先では不審な出来事が……。「ホームズのような」特殊な能力を持つひとびとのお話。なかなかにヘビーでとっぴな設…

「もう過去はいらない (創元推理文庫)」二巻目はちょっといまいちでした。孫とのやりとりが面白かったのに、ほぼそれがなくなってしまった。 「黒猫さんとメガネくんの学園祭 (角川つばさ文庫)」黒魔術マニアの黒猫さんと、彼女と「片恋同盟」を組んでいるメ…

「もう年はとれない (創元推理文庫)」ユダヤ人として強制収容所に入れられた過去を持つ、元有能な刑事が、すっかり老後となったけれど、意気は盛んでとりかく口が悪い（笑）。恨みを持つ軍人が実は生きていたと聞き、しかし嬉々として捜査に乗り出すでもなく…

「過ぎ去りし王国の城」宮部さんのファンタジーは久しぶりに読んだ気がする。銀行に貼ってあった「絵」には不思議な現象があって……というところから始まる、学園カーストの下にいる女の子と男の子の話。たしか、表紙の黒板の絵は女子高生が描いた、というの…

「PINK (文春文庫)」ある時から、夫が「別人」になった？震災で失った婚約者のことが忘れられない妻は何に「巻き込まれた」のか？謎がいろいろと多くてサスペンスを楽しめました。

「(仮)花嫁のやんごとなき事情 ~離婚しちゃうと絶体絶命!?~ (ビーズログ文庫)」うおー！これはすごいもりあがるわ！あの人でてこないかなーと思ったらでてくるし、しかもあそこの二人でこーしてあーして……みたいなもりもりだくさんです！前巻がこの巻の前ふ…

「（仮）花嫁のやんごとなき事情 -離婚のはずが大波乱!?- (ビーズログ文庫)」死んだはずの彼が、生きていた！？孤立したシレイネは少しずつ足がかかりを掴むが……これは確かに大波乱。もうすぐ続きが出るまで待ってよかった。よーやっと秘密も明かされてきて…

「公爵令嬢の嗜み (カドカワBOOKS)」ネットでも読んでいました。孤立した公爵令嬢が、家人とともに領主業に乗り出すストーリー。イラストがかっこいいです。侍女いいなー。