「歴史探偵アン&リック 里見家の宝をさがせ!」正反対の女の子二人組が、歴史的なできごとを知ってゆくお話。この正反対っぷりが見事でしたが、お互いに反発するのではなく、意外とアンの許容範囲が広く、アホではないので楽しく読めました。女の子が歴史的人…

「紫のアリス (文春文庫)」柴田よしきさんのミステリ。なんだけど妄想なのかなんなのかわからなくなってくる感覚が面白かった。古い感じは否めませんが。 「魔法屋ポプル のこされた手紙と闇の迷宮 (ポプラポケット文庫 児童文学・上級〜)」父親のことが気に…

「黒猫さんとメガネくんの初恋同盟 (つばさ文庫(角川))」とにかく魔女っぽい同じクラスの女の子と、なんでか「同盟」を組むことになってしまった地味系男子のお話。恋愛はほぼ進まなかったけど、なかなか面白かった。太字にしたりするのはいらない気がするな…

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「悪魔交渉人 (2) 緑の煉獄 (富士見L文庫)」「謎」を愛する悪魔と、悪魔と「交渉」する技を持つ晶の物語。ひょうひょうとしたキャラクターが栗原ちひろさんの得意なところですねー。今回は、前巻よりはいまいちかなー。

「おこぼれ姫と円卓の騎士 二人の軍師 (ビーズログ文庫)」現在一番楽しみにしている（コンスタントに出ている）少女小説シリーズ。いよいよ軍師の登場。かなり若いなー。指示を与えることができる人って重要だよなー。「敵」も出てきて、いよいよ面白くなっ…

「(P[み]5-1)招運来福! まねき猫事件ノート (ポプラ文庫ピュアフル)」まねき猫が猫に変身して口をきく？ダメんずウォーカーな母親にふりまわされる女子高生が、まねき猫と一緒に事件を解決するお話。しかし、ここまでダメんずをやたらひろう母親はすごいなー…

「うどんの時間」ロッカーを目指して上京していた「兄」が故郷へ戻ったのは、弟が死んだためだった。弟が遺したものから、「一緒に散歩に行く」ことにした。

「花の懸け橋 浪花ふらふら謎草紙 (集英社文庫)」大阪の町を案内する女の子のシリーズ、完結巻。順当なところにおさまりました。時代ものを読みなれていない人、特に女性にも読みやすいシリーズだと思います。ライトノベルっぽさはなし。

愛媛・松山出張に行ってきました。うまいめしくいすぎ。讃岐うどんは食べられなかったのがくやしかったのでおみやげにも買わず……。

「あじさいの季節に僕らは感応する (ファミ通文庫)」幼い頃からなぜか彼女の「五感」と感情をたまに受けてきていた少年。その少女が実在すると知った彼は行動を起こし始める。うーん……ラストの展開がいまいち。

「ダンジョン飯 1巻 (ビームコミックス)」九井諒子さんの新作。ダンジョン内での魔物料理談義。

◎視聴確実、○一応見る、△様子見、×もう見ない 「幸腹グラフィティ」◎。今季一番よさげ。シャフトさんは日常ものでもちゃんとつくりますな。 「DOG DAYS''」◎。おー、そっからいきますか。 「純潔のマリア」◎。意外とシリアスな話なんですね。知らなかった。 …

「観賞対象から告白されました。 2 (アリアンローズ)」鑑賞対象としていた美青年から婚約者扱いをされている女の子のお話。ジェレミア得すぎてちょっといじめたりない。

「猫が足りない」沢村凜さんの新作は、コージー……ではないし、日常の謎でもないけど、一般の人が事件に首をつっこむシリーズもの。他人よりは猫の方が百倍優先される、という信念の持ち主が起こすトラブルからご近所さんを守る青年のお話（笑）。なかなか面…

「おいしいサンドイッチの作り方 スタンバイタイム (ファミ通文庫)」自分が「モブ」だと自覚している少年が、高２デビューをもくろむ。コーヒーがとてつもなくおいしいカフェでバイトをすることになって……というお話。デビュー作が面白かったので期待してい…

「ヘルたん - ヘルパー探偵とマドンナの帰還」草食系イケメンのヘルパーが、認知症の老人などのお世話をする仕事中に出会った謎を解決する。結局「探偵」の謎はとかれなかったのか。やはりこの作者はちょっと「古い」感じはいなめない。

「フォー・ディア・ライフ (講談社文庫)」保育園の園長兼探偵の花ちゃんデビュー作。刑事時代、そんなに花ちゃんって外道だったんだ……。まあ、女の扱いは今もなんだこれ？って感じだしなあ。意外と彼の出番が少なかった。

「春の雨 手習処神田ごよみ (角川文庫)」岡篠名桜さんの新シリーズ。こちらは普通の時代ものっぽい感じでした。手習い所のストーリーと、ミステリ的なストーリーがちょっとかい離しちゃってるかなあ……秘密にするべきところ間違えている気がする。姉さんもっ…

「桜さがし (文春文庫)」四人の卒業生と、元教師現在ナチュラリストっぽい生活をしている作家の五人それぞれの視点からの物語。事件とその鍵となるちょっとした出来事が共通して起きます。表紙のチャウチャウ（熊避け）いいなー。京都の名所などがいろいろと…

「ブタカン!: 〜池谷美咲の演劇部日誌〜 (新潮文庫nex)」高２の夏、家の事情でそれまで部活すらできなかった美咲は、親友のあとを引き継ぎ、演劇部の「ブタカン」デビューした。しかし、演劇部の面々は変人ぞろい。トラブル続きの演劇部！ミステリ、というほ…

「月華の楼閣 (ルルル文庫)」シリアスだけど、シリアス過ぎず、新人らしい作品でした。 「この部屋で君と (新潮文庫nex)」部屋にふたりの人間がいる、という設定のアンソロジー。「ジャンピング二ー」（越谷オサム）はバカな話かと思ったら意外とまともな（…

「横暴陛下の姫補佐官 (ルルル文庫)」横暴、とタイトルにありますがそんなところはほとんどなく、平民出身の貴族の跡取り娘ががんばるお話。 「ふたりのエアリエル」戦中の英国で、父親が行方不明となったこどもたちが初めて会う祖母にひきとられ、演劇やバ…

あけましておめでとうございます。