「ウエディング・ベル」14歳年下の男の子とつきあっているアラフォー。親に紹介、という段階からつまづきっぱなし、仕事もうまくいかず……。えーと、これ、小説？というくらい話がなくてうわー、という感じでした。前作はそれぞれのキャラクターでうまくやっ…

「悪辣執事のなげやり人生 (レジーナブックス)」江本マシメサさんの新作。かなりなげやりに工場で働いていたが、いきなり執事に雇われることに。壮絶な家庭の事情から家庭内の雰囲気は悪いが、気にせず仕事をこなす日々。その「フツー」加減に家族の者たちは…

「【映画化】完全なる首長竜の日 (宝島社文庫 『このミス』大賞シリーズ)」漫画家として働きながら、意識のない弟と「セッション」を続ける姉。彼女の「日常」を侵食するものは……。SFだった。 「クシエルの矢〈2〉蜘蛛たちの宮廷 (ハヤカワ文庫FT)」再読。け…

「揺らぐ街」地震の直後、作家と同じ時間を過ごした編集者。彼女は震災から小説を書けなくなってしまったという。それを乗り越えるために彼女が選んだ方法は……。東日本大震災を題材にしたフィクションが（私のほうの能力として）読める日がやっときた。関東…

「鎌倉香房メモリーズ 4 (集英社オレンジ文庫)」自分から遠くなってしまった雪弥さん。臆病な香乃は、みんなは彼をとりもどすことができるのか？いっこいっこの細かいエピソードが香乃たんらしくてかわいくてうずうずする。ヘタレ雪弥さんはまあそんなもんだ…

「続 この大陸で、フィジカは悪い薬師だった (電撃文庫)」「悪い薬師」として指名手配されているフィジカと、彼女の「ほんとうのすがた」を知ってしまった少年の旅の終わり。わー、いいシリーズでした。ファンタジー版シートン動物記を書きたかった、という…

「鬼舞 見習い陰陽師と囚われた蝶 (コバルト文庫)」 「週末は家族」シェイクスピアに心酔している小劇団を主宰している大輔、瑞穂夫婦は演技の上手い児童養護施設の子供を「子役」として起用するため、「週末里親」になる。瑞穂たちはわけありの夫婦で……。大…

「よっつ屋根の下」ある事件から、家族は千葉と東京で別居するようになった。その家族ひとりひとりの悩みととまどい、決意。この妹はかわいいだろうなあ〜孫としても。 「あの山越えて 29 (秋田レディースコミックスセレクション)」今回は旦那連も活躍ありで…

◎視聴確実、○一応見る、△様子見、×もう見ない 「うどんの国の金色毛鞠」◎。 「3月のライオン」○。猫の音声がちょっと過剰か……？と思ったけど、主人公があまりしゃべらないからなー（笑）。 「フリップフラッパーズ」○。あまり見ない絵柄かな？かなり期待。ED…

「チョコレート・ダンディ ~天使の誘惑は君の罪~ (コバルト文庫)」完結編。二人の仲がまったくゆらがないのがすごい。 「レディ・マリアーヌの婚約 (ルルル文庫)」完結編。これも二人の仲がもう確定なのがちょっとものたりなかったけど、もうひとつでてよか…

「鬼舞 見習い女房と安倍の姉妹 (コバルト文庫)」主要メンバー全員女装、ときましたよ！もーイラストが美麗すぎて……たまらん。 「YA! アンソロジー エール (YA! ENTERTAINMENT)」石川宏千花さんのお話があまりに残酷で、たまりませんでした。どうしてそんな…

◎視聴確実、○一応見る、△様子見、×もう見ない 「ユーリ!!! on ICE」◎。スケートシーンがすばらしすぎて絶句。でもそれだけでなくて、ラストは爆笑でした。そーくるか〜。今季ベストはこれになりそう。 「信長の忍び」◎。大地監督おひさしぶりです！ 「終末の…

「借り暮らしのご令嬢」出会いは印象最悪……なはずだったのに、没落したお嬢様は意外すぎるほど素直でよく働く娘で……。静かなラブコメ。ヒーローが俺様じゃないのがとてもうれしい。なんていうか……まとも？堅実？お互いにしっかりとしているので安心してみま…

「向日葵ちゃん追跡する (新潮文庫nex)」ストーカーを「するひと」と「されるひと」、そして「されるひと」を守る人……。いろいろな立場の人たちが交錯して、「ストーカーってなんだろう？」と思えてきました。「好き」はほんとうに「好き」なのか、「なにが…

「犬恋花伝 ―青銀の花犬は誓約を恋う― (コバルト文庫)」狼の姿の人間の姿にもなれる「花犬」とともに生きるニンゲンの種族の少女が、相棒の死からどうするか、というお話。いきなり死んでいるところから始まるけれど、そういうことも人生にはあるよな……と思…

「幕末舞妓、なみ香の秘密 (集英社オレンジ文庫)」 「銀のくつ (バーズコミックス ルチルコレクション)」とりのきぐるみのおかあさんと、おとうさんと暮らしている五歳児の毎日。四宮しのさんの作品はやはりセンスが好きだなあ。

「鬼舞 ふたりの大陰陽師 (コバルト文庫)」 「百年後、ぼくらはここにいないけど」ジオラマをつくることになった地歴研のメンバー。ちょっと盛り上がりにかけるかな……。