「13階段 (講談社文庫)」刑期を終えた青年と、刑務官の南郷は二人で死刑囚の冤罪を晴らそうとするが、思わぬ事実が発覚する。運用を含めた死刑制度について考えさせられる話でした。文章も気になるところなくさくさく読めてよかった。他の作品も読んでみよう…

「わが家は祇園の拝み屋さん4 椿の花が落ちるころ (角川文庫)」恋愛面では大きな展開、もーちょっとアレは黒いんかと思ってた（笑）。 「灰と幻想のグリムガル level.5 笑わないで聞いておくれよ (オーバーラップ文庫)」地味だからできること！ 「警視庁文書…

「覆面作家は二人いる (角川文庫)」北村薫さんによるコージーミステリ。実は初読。 「ゆら心霊相談所2 - キャンプ合宿と血染めの手形 (中公文庫)」今度はかなり学園もののほうがメイン。猫はちょっと唐突すぎないかい。 「ボクラノキセキ 16巻 特装版 (ZERO-…

「恋人に捨てられたので、皇子様に逆告白しました (一迅社文庫アイリス)」恋人に捨てられたので→皇子様に逆告白しました というのは、ちょっと過剰なタイトルかなーと思いました。まあ、流行だからそうなってしまったんでしょうが……内容は、従来の少女小説で…

「八月は冷たい城 (ミステリーランド)」前作は先に読んだ方が絶対よし。 「まるごと本棚の本」世界のいろいろな本棚のデザイン。すげー。 特にpiano shelf http://ma5akaz-paradigm-shift.blogspot.jp/2012/03/piano-shelf.html すごいアイデアだと思いまし…

「堀川さんはがんばらない (角川ビーンズ文庫)」 「闘う君の唄を」新任の幼稚園教員は、ちょっと熱血だけど、園児たちには喜ばれていた。ミステリ展開は最後だけです。楽しかった前半から一転するところから、どうするかと思ったら、真相が……黒い。面白かっ…

「怪奇編集部『トワイライト』 (集英社オレンジ文庫)」怪しげなオカルトを検証する雑誌にバイトではいった大学生は……「見える」？というお話。なかなか面白かった。続き出てほしいなー。 「ひよっこ家族の朝ごはん お父さんとアサリのうどん (富士見L文庫)」…

「銀河英雄伝説 1 黎明編 (創元SF文庫)」「銀河英雄伝説〈2〉野望篇 (創元SF文庫)」NHKで放映したアニメ見て、読み返したくなり〜。三十年ぶり……ではないです。SF、というよりは、歴史ってこうしてつくられていくんだな、とか歴史ってこうやって「使って」い…

「我慢ならない女」作家を目指す高校生が、やっと作家デビューした叔母のもとへ訪れたときから、彼女の人生が変わった。タイトル通りとはちょっといえないけど、かなり癖のある「おばさん」の作家としての人生と、姪の孤独でありながらも彼女が選んだ人生が…

「御伽噺を翔ける魔女 (ビーズログ文庫アリス)」 「平凡なる皇帝 (サーガフォレスト)」平凡な人間だと思っていた自分が、「皇帝」……？ 「乙女ゲーム六周目、オートモードが切れました。 1 (アリアンローズ)」少女期はちょっと退屈だった。 「モモンガの件は…

「先生とわたしのお弁当 二人の秘密と放課後レシピ (富士見L文庫)」料理研究家の父が入院中、「先生」が料理の「できない」私のお弁当をつくってくれることに。おいしいもの大好き！な女子高生と、クールだけど謎を解いてくれる先生のお話。未ラブですが、面…

「月の輝く夜に/ざ・ちぇんじ! (コバルト文庫)」イラストは今市子さん。「月の輝く夜に」は十代の子が主人公なのに、なんともしみじみとした。 「時をかける眼鏡 医学生と、王の死の謎 (集英社オレンジ文庫)」遊馬が迷い込んだのは、中世ヨーロッパ風の異世…

「腕貫探偵、残業中 (実業之日本社文庫)」ちょっとダークな展開もありだけど、それでもいやらしくならないところが西澤さん。

「灰と幻想のグリムガル level.4 導き導かれし者たち (オーバーラップ文庫)」新しい仲間を迎えても、まったく気分が上がらない。けれど、少しずつ敵を倒していくしかない。 「図書館の魔女 烏の伝言」姫君を逃亡させるため、雇われた山に詳しい剛力たち。し…

「最後の晩ごはん 旧友と焼きおにぎり (角川文庫)」ちょっとひとでないものがでてくる料理もあるよ！なシリーズ。でてくるのほぼ男ですが、そんなにBLっぽくもないので、フツーに楽しめるかと。

「双翼の王獣騎士団 狼王子と氷の貴公子 (一迅社文庫アイリス)」魔獣に騎乗して戦う王獣騎士団の団長の王子様と、義理の兄と思わぬ場所で出会った……。思い切りのある女の子、好きです。しかしこのシスコンも業が深そうだ（笑）。