読了本
読書感想を今日のひとりごとに追加。
- 「砂の下の夢 2 (プリンセスコミックスデラックス)」
- 「鏡の巫女アヤカ 1 (ボニータコミックス)」面白くなかった。少年マンガみたい、かな。
- 「WONDER! 7 (ジュールコミックス)」
- 「崖の館」佐々木丸美さんの魅力の一つは、テンポのよい文章だろうなと思います。ぽんぽんぽんと連ねられる言葉が面白い。主人公の少女はたいてい頑なで、こっちに石投げてくるような印象。もっと透明感ある少女を描くのかと思っていたので予想外でした。孤児シリーズは、ちょっと設定にひいてしまうようなところがあったのですが、この作品はその点、楽しめました。
- 「狼と香辛料 (3) (電撃文庫)」剣と魔法は出てこない、中世ぐらいの舞台の経済ライトノベル。商人の主人公が、少ない資金と知識と情報と経験だけで戦います。オトナな登場人物たちがかっこいい!こどもがこれを読むのはすすめたいなあ。いい大人がここにいます!
商人は必ず何かの目論みを考えて行動する、というわけですが、その理由は必ずしも「金」「その場のもうけ」ではないこともある。そんな当たり前の真実が好きです。
商人は教会の聖職者ではない。なにかをするときは、必ず別の目論みがある。
ロレンス「狼と香辛料 (3) (電撃文庫)」(支倉凍砂・電撃文庫)P279より