読了本
- 「水に描かれた館 (1978年)」こんなに「崖の館」のすぐ後の話になるとは思っていなかったのでびっくり。
こんなことをさらっと主人公に言わせてしまうところと、この文章のテンポが面白いのでひかれて読んでしまいます。
知識と人徳はやっぱり異なるものだ。天は二物を与えず。わかる、わかる。
涼子「水に描かれた館 (1978年)」(佐々木丸美・講談社)P6より
- 「運命(さだめ)の輪が廻るとき (角川ビーンズ文庫)」
- 「ぷいぷい4! (MF文庫J な 01-20)」魔法が使えなくなってしまったシエラ。コンクールイベントはなかなかよかったです。普通の女の子じゃないすか!シエラたん。
「恐らく、お前の人生ほとんど全ては、無駄だ」
新木陣「ぷいぷい4! (MF文庫J な 01-20)」(夏緑・メディアファクトリーMF文庫J)P20より
- 「ファルティマの夜想曲(ノクターン)―恋するカレン (B’s‐LOG文庫)」娼婦の女性が主人公の恋愛もの。キャラクター設定はなかなかないものなのでそこは面白かったけど、どろどろさはなく、きれーいな物語になってしました。最後はいつ不幸になるのかとどきどきしましたが、何もなしにそのまま……どんでんがえしがあるかとわくわくしたぶんちょっとがっかり。キースもなんのために出てきたのかよくわからないし……にぎやかし?別の巻で存在意義がでてくるとしても、この巻に出す必然性があまり感じられなかったなあ。この人のほかの作品を読む意欲はわいてきませんでした。
- 「新世紀エヴァンゲリオン (11) (角川コミックス・エース (KCA12-11))」新刊出ていることに気づかなかった。貞本版エヴァ。だいぶ終盤になってきました。カヲル君にはアニメで疑問符ばかりだったので、ちょっとは納得できたかも。親父はすっかり悪役ですが、どうなることやら。新しいアニメ版をやるそうですが、そちらはもう私には必要ないかな。テレビでやってたら見るけど。