- 「戦う司書と雷の愚者 BOOK2 (集英社スーパーダッシュ文庫)」見習い司書の甘ちゃんノロティが、「怪物」らしき人物と出会い、どうすべきか迷う。微妙にこの人の文章、世界が私には合わないような気がする。
- 「氷の肖像 ブローデル国物語 (コバルト文庫)」氷のような美貌の優秀な貴族が失脚した後、他国で女遊びを繰り返すが、それは彼の本当の姿なのか?いきのいいぐさっとくる台詞が橘香いくのさんの持ち味なので、シリアスはちょっと味が薄い。
「言っておくが、ぼくは、おまえみたいにいつもびくびくおどおどした奴よりは、積極的にぼくを殺そうとする奴の方がよっぽど好きになれる」
「氷の肖像 ブローデル国物語 (コバルト文庫)」(橘香いくの・集英社コバルト文庫)p217より