読了本
- 「フリーランチの時代 (ハヤカワ文庫JA)」小川一水さんの最新短編集。少しだけ未来の時代の「普通のひとびと」がどう生きてていくかという作品たちと、一編は「時砂の王 (ハヤカワ文庫JA)」のスピンオフ作品。それぞれが、自分ならどうする、と考えさせられました。少し小粒だけど、面白かった。
- 「伯爵と妖精―運命の赤い糸を信じますか? (コバルト文庫)」短編集。レイヴン!レイヴン!ということで、自分的にはレイヴン祭り。というかレイヴンのニコへのラブ祭り。あんた可愛すぎやで……。レイヴンはほんとに変わったねえ……。書き下ろしの中篇はなかなか読み応えがあった。リディアがすっかりらぶらぶモード突入ですなあ。
- 「ミリセントと薔薇の約束 幽霊屋敷の優雅な執事 (角川ビーンズ文庫)」不思議な能力で絵画や美術品の鑑定をしているミリセントは、いきなり幽霊屋敷に連れて行かれて、きみはこの家の跡取りだと言われる。幽霊だらけの屋敷でミリセントが見つけた自分の能力とは……。白泉社ぽい設定かと。うーん、ちーと弱いかなあ。いろいろと。