- 「龍の館の秘密―激アルバイター・美波の事件簿〈2〉 (富士見ミステリー文庫)」富士見ミステリ→創元推理という栄転を果たしたシリーズの二作目。アルバイトに励む主人公は、やめておけばいいのにまた怪しげなバイトに手を出す。今度のバイトは、「托鉢」?ま、またえらくあやしげなバイトだなぁ。法律やばくないですか。今度は展開が急ではなかったので、あまり何も考えることなく読めました。普通のライトなミステリって感じかな。殺人事件が起こるので、日常の謎ものぽくはないです。
- 「別冊 図書館戦争〈2〉」別冊はこれにて完。これで今日一日はにやにやでした。一話目は、今まであまり出番の無かったタスクフォースの副隊長、元良化機関隊員の大学時代の思い出の話。いい話なんだけど、図書館戦争でなくてもできそうな感じの話ですなあ。二話目は、郁たんが堂上に昔話をねだる話。どんだけらぶらぶなんだよっという二人。当然小牧っちの過去と絡んでいます。残りは、お待ちかね、あの二人の話ですよ!てか、こんな事態にならないとお前らくっつけんのかい!郁たちも相当だが、おまえらひどいよ!にしても、有川さんの旦那さんに最近感心しまくりです。いいこと言った!ありえないから、そのラスト……。今回もたんのうさせていただきました。ごっつぁんです!
「……お前、その緩急混ぜて投げてくるの反則」
手塚「別冊 図書館戦争〈2〉」(有川浩・アスキー・メディアワークス)p267より
- 「精霊の島のシレネ 上手な家の手なずけ方 (コバルト文庫)」孤児のシレネが紹介されて訪れた家主は、えらく不遜な態度。しかし、徐々に態度は軟化してきた。なのにいきなりシレネにお前誰だって、それはないでしょ!どうしても「魔法使いハウルと火の悪魔―ハウルの動く城〈1〉」が設定的に似ているような気がして気になった。カシルファーとかね〜。話はちょっと踏み込みが甘いなあ。