なまくらどもの記録 ver.2

読了記録(節操無しエンタメ系)

読了本

  • あかい花」主に初潮をテーマとした短編集。あー、ブンガクって感じ。何で私はブンガクが肌に合わないかわかりました。落ちがないからだ。カタルシスがないと、私は楽しめないみたい。だから詩とかも合わないんだ。きっと。芸術が理解できないんだきっと。
  • 嘘つきは姫君のはじまり 見習い姫の災難 平安ロマンティック・ミステリー (嘘つきは姫君のはじまりシリーズ) (コバルト文庫)」シリーズ2巻目。乳姉妹の姫君の代役として、姫君になってしまった女房の女の子の話。今回は、御所入りを前にして、ある屋敷へ行くことになった宮子たちがであった死体について。うわー、ちゃんとこの時代の道具でトリックをつくってミステリしてる〜。すげ〜。このシリーズ、予想よりも面白くなりそうです。わーい。何しろ、文章を読んでいて、ひとつも「えー、こんな言葉使っていいの」とひっかかることがない。普通、時代ものとかだと、今の言葉を使わないと説明がしにくかったりするのだけど、この作者はあくまでこの時代のもので勝負している。だから雰囲気が崩れない。すごいすごい。おすすめです。
  • 天使たちのラプソディー―恋敵(ライバル)はエゴイスト (集英社スーパーファンタジー文庫)」ホストもこなすバイトで忙しい学生、涼はお坊ちゃまの面倒を見るバイトで月に40万も稼いでいるが、その天才お坊ちゃまはまれに見るわがままできまぐれ、つきあいにくい坊やで……というシリーズ三巻目。今回は、美玲がステージモデルにスカウトされて、そのデザイナーと婚約?という展開。うわ、そんなBLぽさをいれてしまうの。いや、涼が冷静すぎてまったく危機感はないんだけど(笑)。うーん、だんだん読むの辛くなってきました。
  • SHI―NO ―シノ― (角川コミックス ドラゴンJr. 129-1)」うわ、なんだこの原作前提マンガは。人物関係の設定だけで書いてるマンガだなー。ストーリーがないに等しい。まあ、同人誌ならいいかもしんないけど〜何を目的に書いているのかがかわりませんでした。原作のこの関係が好きなだけにもったいない。しかし、泣くのはやめい>主人公。