読了本

• 「ムーンレディの記憶」カニグズバーグの新刊。転校生のアメディオは、風変わりなゼンダー夫人の荷物の片付けを手伝っているときに、気になるものを見つけた。ううーん、今まで読んだカニグズバーグの中で一番ぴんとこなかったような気がする。これが大好きな金原瑞人さんのおすすめは、ちょっと私には手をつけられないなあ。

• 「今夜きみを奪いに参上! ―忘れられた楽園― (今夜きみを奪いに参上! シリーズ) (コバルト文庫)」早速料理で大失敗をしてしまったイリーシェ。何やら遺跡の調査に向かった一行だが……。うーん、やっぱり私は響野さんは合わないと実感。だ、だめだ……。スマソ。
• 「ベネズエラ・ビター・マイ・スウィート (MF文庫J)」イケニエビトを喰らうタマシイビト。イケニエビトは数年したら蘇るけど、みんなから忘れられてしまう。イケニエビトの女の子を殺した二人は、彼女と再会する。彼女は、再び殺されても記憶に残るためにあることをしようとする。その試みは成功するのか？ううーん、これもぴんとこなかった。私の感覚が摩耗してるのかも。音楽ものというよりは、都市伝説もの。音楽ものというには、あまりに音楽していないと思う。音楽というよりは、「うた」だよね。詩に頼った「うた」を描かれても、私にはぐっとこないなあ。「殺す」ということにもあまり重点を置かれていないのも気になった。
• 「神様はじめました 第2巻 (花とゆめCOMICS)」神様やることになった女の子が、高校で貧乏人扱いされながらもけっこう楽しくやっている話。うーん、もうおなかいっぱいかな。
• 「絶対☆アイドル (角川コミックス ドラゴンJr. 133-1)」女装してアイドルになってしまった男の子の話。で、ラストのネタはなんなの？幻？「少年少女」は傑作だった、と実感してまう。