読了本
- 「悪しき天使のさずけし時間(とき)〈上〉―黄金の魔女が棲む森 (トクマ・ノベルズEdge)」「悪しき天使のさずけし時間(とき)〈下〉―黄金の魔女が棲む森 (トクマ・ノベルズEdge)」キリスト教支配下の東西ローマ帝国で、様々な神々や精霊が出てくるシリーズ。レギウスが目覚めたのはいいが、彼の心の中にはある女性がいた。シフはシフで、近所の青年に求婚されていて、決定的なところをレギウスに見られてしまう。あ、やっぱりリセット……てか、レギウスなにやってんの〜。レギウスにはずっと……でいてほしかったのに〜(シフじゃないので書けません)。シフも、あそこまでしといてまだ否定するか。ある意味すげーな……。しかも、下巻じゃらぶこめがない……!次の巻である最終巻ではやってくれるのかなあ。
- 「14f症候群」ある日突然、性別が変わったり、身体に変化が起こる「14f症候群」にかかった14歳の女の子たちの話。ちょっとどきどき、ちょっとダークな話です。ストーカーが対象の妹(変身済)につかまってしまう話が一番面白かった。
- 「ストロベリーナイト (光文社文庫)」ビニールシートに包まれた死体が発見された。女性刑事、姫川は直感で謎に一歩近づくが……。敵認定っぽいおっさん刑事がかなりむかつくキャラクターでした。かといって姫川も、けっこう倒れたりして、あまり好ましくない。まー、「姫」って感じなんだよなあ。周囲の人がちやほやされやがって、と思うのもわかる。刑事ものは、警察内部のどろどろとかがあまり好きでないのだが、これもそんな感じだった。残念。