読了本
- 「ペニーフット・ホテル受難の日 (創元推理文庫)」英国エドワード王朝時代。夫の後を継いでホテルの支配人となったセシリー。今日は大きなイベントが開かれるはずだったのだが、使われるニシキヘビ(笑)が行方不明。その上転落事故が発生?英国のその時代にしては女性が元気なコージーものでした。なんといってもバックスたんのかたくなさが愛らしかった。これは続き読みたい。
「ねえ、バックス、もしもそんなにガチガチに凝り固まっていなかったら、あなたももっと楽しい人だったでしょうにね」
「ペニーフット・ホテル受難の日 (創元推理文庫)」(ケイト・キングズバリー・務台夏子訳・創元推理文庫)p185より
- 「魔法使いクラブ」小学四年生のときに幼馴染の友達は「魔法使いクラブ」をつくり、魔法の訓練をしていた結仁。しかし、中学、高校と成長していくにつれ、いろいろな絆が壊れていくのを目にしていった彼女は……。なんかラストがやるせないなー。文学はこういうラストなのかしら。なんとなく第一章の印象が深すぎて、第三章とかは後日談ぽくて構成があまりよく感じられなかった。こまごまとした描写はよかったです。装丁がとてもきれい。
- 「ピクテ・シェンカの不思議な森―ひねくれ執事と隠者の契約 (コバルト文庫)」異世界のものたちが住むピクテ・シェンカの領主となってしまった、めんどくさがりやのムイ。夏休みは契約書の材料を探すことにしたが、また問題が……。やっぱりラストは執事とくっつくのかなあ。ツンデレの人は、ふられるととてもかわいそうだということに気付いた。デレることがないツンデレは存在意義がないではないか。
- 「赤髪の白雪姫 4 (花とゆめCOMICS)」お互いの気持ち確認、という重要な巻になった。オビっちがどう自分の気持ちに決別するかに注目したい。
- 「夏目友人帳 9 (花とゆめCOMICS)」初期のような雰囲気の話と、的場一門の話も入ってサスペンスな感じ。まだまだ続くのかなあ。
- 「トリプルKISS 1 (フラワーコミックス)」嶋木あこさんの短編は好きなんだけど、長編になるととたんにテンション落ちる気がする。残念。