読了本
- 「シャーレンブレン物語 はじまりの約束 (ルルル文庫)」神殿医師見習いのミナワが、「癒し姫」のユリウスにこきつかわれるシリーズ最終巻。何やらやたら評判いいので順番先にして読んでみた。前巻で大事件が起きて、どどどうなるのっという展開でしたが、ちゃんといろいろと終息しました。よかったー。最初の巻からのストーリーもきちんと通っていて、よい物語になりましたね。作者さん、おつかれさまでした。なかなか大人でも楽しめる、異世界ものの、ファンタジー要素なしの政治なども入ったよいシリーズになったと思います。神殿の腐敗がものすごい(笑)。シリーズ次作も期待してます。(にこにこ)
「この国を守ってきたのは<癒し姫>じゃない。ミナワのような、志をもった、たくさんの人達の努力だ」
ユリウス「シャーレンブレン物語 はじまりの約束 (ルルル文庫)」(柚木空・小学館ルルル文庫)p148より
- 「阿房列車 2号 (IKKI COMIX)」内田百けん先生のとりあえず汽車のってみたぜ的なエッセイのマンガ化。マンガというよりは、絵物語。これがものすごく原作の空気感をよく表している。好きだー。