読了本
- 「カラクリ荘の異人たち 4 ~春来るあやかし~ (GA文庫)」もののけの世界との接点である、カラクリ荘に住む太一。太一にほのかな想いを寄せる彼女は、太一の笑ったところを見たことがないことに気付いた。最終巻。良いシリーズになったなあ。一巻一巻、いいところがあって、太一もとても変わってきましたね。一巻はもう人間じゃないみたいだったのに。「妖怪アパートの幽雅な日常」ととても似た設定ですが、私はこっちの方がとても肌に合った。説教臭くない、じっと見守るわけでもなくというところが好きだなあ。とてもおすすめのシリーズです。女の子にもおすすめ。
――何もかも、壊れるばかりじゃ、ありませんよ。
「カラクリ荘の異人たち 4 ~春来るあやかし~ (GA文庫)」（霜島ケイ・ソフトバンククリエイティブGA文庫）p300より
- 「東方妖遊記 心が紡ぐ第二の盟約 (角川ビーンズ文庫)」古代中国が舞台のファンタジー。庶民ぽいけど、ちょこっと土地持ち、になった主人公は、もらった土地を家来？と耕していた。川で拾った青年は、ちょっと変わった記憶喪失で？基本的には家族主体なところがちょっと変わった少女小説です。次は女の子妖怪がいいな！
- 「君が僕を~どうして空は青いの?~ (ガガガ文庫)」転校生の彼女はお金に触れることのできない「恵まれさん」。本当に彼女はお金に触れられないのか、どうしても知りたかったわたしは……。なんか、哲学っぽいってこういうことをいうのかな、と思った。
