読了本
- 「嘘つきは姫君のはじまり 東宮の求婚 平安ロマンティック・ミステリー (嘘つきは姫君のはじまりシリーズ) (コバルト文庫)」後宮にやってきた大姫の存在に、宮子は心揺れるばかり……。なーんーだーこの糖度の高さは!中盤、うれしはずかしかった〜(笑)。いよいよ自分のこころに向き合わざるを得なくなってしまった宮子もぐーでした。面白いのがわかっていたから、寝かせておいたんだけど、やっぱり面白〜。ちゃんと馨子さまも活躍できて、有子姫と真幸のフラグもたちまくりで面白かったです。大人にもおすすめ。
(怖がらず、自分に嘘をつかず。奇妙なこの運命に決して押し流されてしまわぬように……。
わたしの恋が、そのまま、わたしの未来になる)
宮子「嘘つきは姫君のはじまり 東宮の求婚 平安ロマンティック・ミステリー (嘘つきは姫君のはじまりシリーズ) (コバルト文庫)」(松田志乃ぶ・集英社コバルト文庫)p103より
- 「浪華(なにわ)の翔風(かぜ)」江戸時代の大阪の街で「影」として生きているあやが、事件に巻き込まれていく話。築山桂さんのデビュー作、かな?すっごく、「原型」な感じのする話だった。築山桂さんは、すごくこういう話が好きなんだなー。 アクションありの伝奇っぽい雰囲気の中で、女の子が活躍する話でした。築山さんのそういう他の話が好きな人にはおすすめです。