読了本
- 「夜の虹 灰色の幽霊 (夜の虹シリーズ) (コバルト文庫)」死人の死の直前の姿を見ることのできる少女、オリガが主人公のミステリ。ロシア帝政時代を舞台にしているのが、とても珍しくて新鮮で、また食べものも魅力的なシリーズです。うむうむ。今回も面白かったです。死人を見るシーンが前よりすくなくなってきているけど、十分話がもちますね。なんか巨悪が出てきたっぽいけど、この人やっつければラストなのかしら……。前作では空気だった婚約者が、今回ウザキャラになっていた……オリガのことをかけらも考えていない彼の態度にはうんざりです。まあ、当時はそんなもんすもしれないけどなぁ。
- 「東方妖遊記 光が裁く第三の盟約 (角川ビーンズ文庫)」殷国を舞台とした東洋ファンタジー。妖をしもべに戦うファンタジー。今回も仲間が増えて、なかなか面白かったです。
- 「なれる!SE 2週間でわかる?SE入門 (電撃文庫)」新人SEが仕事をやってみるまで。SEといってもネットワークSEなので私の仕事とは違うジャンルだった。あれぐらいの達成感では、これからの仕事はしんどいかもしれない。まあがんがれ。ライトノベル的女の子はなんだかなー感満載だった。あんなサービス満載な女の子、当然ながらいません。(現実世界にはどこにもいないか)結局作者はSEの世界には戻りたくないそうなので、そういう作者に魅力がどこまで語れるのかなあと思いました。
- 「カンピオーネ! 神はまつろわず (カンピオーネ! シリーズ) (スーパーダッシュ文庫)」神殺しであるカンピオーネとなってしまった日本人の少年の受難。んー……あまりにもてもてなわりには、主人公の良さが感じられなかった。ジャンプ的な戦いの雰囲気なのもちょっと……。