なまくらどもの記録 ver.2

読了記録(節操無しエンタメ系)

読了本

  • 超人間・岩村 (スーパーダッシュ文庫)」デビュー作。アメコミ部の「超人間」岩村は、「無理」「不可能」という言葉が大嫌いで、今日も人助けに精を出す。表紙から想像したのとだいぶ違うような、そうでないような。どっちかというとタイトルか。「超人間」ということですが、特別な能力は持たない、ただひたすら「可能」を目指す青年、岩村くんの日常です。
  • テルミー きみがやろうとしている事は (スーパーダッシュ文庫)」誰にとっても「悲劇」に違いないことが起きた。予告の無い死を前にして、どうするか。そんなことを考えさせられる話でした。「死を想う」物語としておすすめです。鬼塚さん自身の話が未消化だったのと、もうちょっとエピソード重ねてもよかったかなーという気がする(薄かったし)。でも雰囲気は満点。もっと読みたいです。
  • 水の時計」「幸福の王子」とつばめがモチーフの作品。ふーん……こういうの書いてたんだ>初野晴さん。やや文学よりかもしれない。えぐいところもあるので、そういうのが苦手な方にはおすすめしません。
  • カルバニア物語13 (Charaコミックス)異世界での宮廷での話、というとかなりイメージと違うな(笑)。かなりジェンダーの問題を深く扱った作品なので、女性におすすめ。絵柄で好みではない人もいるかもしれませんが、私もそうでしたけど物語が面白いのでするする読めました。四巻ぐらいからどんどん面白くなってきます。今回は、かなりどろどろな感じになってきてエキューはかやのそと(笑)。こーゆーの向いてないよね>エキュー。そして「そういうのもアリ」という大人な発言が素敵です。