・「三日月の蜜」(仙石寛子・芳文社まんがタイムコミックス)
同僚の杉が好きなのに、杉は常連の桃子さんが好き。いらいらして、つい桃子さんに言ってしまったのは……。切ない情感がありつつも、幸せな感情が溢れるところが素晴らしい。好きだー!普段四コマ漫画を読まない方にもおすすめです。ちょっとした表情やぶちっと切られたネームが魅力的です。今年のベストはコレでした。
・「このこここのこ」2・3巻(藤こよみ・一迅社)
同級生の姉弟になったふたりの関係をメインとした家族もの。恋愛でもない、ただ家族になっていくのを見ているのがとても楽しく、そしてしあわせ。特に遥斗のひょーひょーと素直な人柄が特長でした。大好きなシリーズだったのに、完結……もっと続けてほしかったっ。
・「となりの怪物くん」4〜6巻(ろびこ・講談社コミックスデザート)
勉強大好きのガリ勉女、シズクにつきまとう、極端に人づきあいの下手なハル。二人の間にあるのは、恋愛なのか?お互いにフツーのコミュニケーションが下手だけどわが道をゆくタイプな二人のラブ?コメ。白泉社好きにおすすめな淡々とした独特の感じが楽しいシリーズです。
・「恋だの愛だの」1巻(辻田りり子・白泉社花とゆめコミックス)
愛だの恋だので腹がふくれるか?とか言いつつ、(恋愛以外に)好奇心満載な高校デビューしたかのこは、「親友」との生活にわくわくいっぱい!なんてあらすじからは想像できない、にやり笑いが板に付いたかのこ様の高校生活です。前作の「笑うかのこ様 1 (花とゆめCOMICS)」も好きだったけど、こっちはもっと気に入った。きちんとストーリーマンガとなっていてよいなあ。彼のむくわれなさも痛快(笑)。
・「プリーズ、ジーヴス」2巻(勝田文・白泉社花とゆめコミックススペシャル)
正直アホ(笑)のバーティーと、彼の面倒をみているお付きの者であるジーヴス。もはや天才といってもよいジーヴスが、生ぬる〜いけどにやりと見つめるバーティーの姿が楽しくてたまらん〜。特に大人の女性におすすめです。1巻より2巻の方が面白かったので、2巻から読むこと推奨です。