読了本

• 「魔法書の姫は恋をする はじまりのキス (角川ビーンズ文庫)」行方不明となった兄の伯爵を探すため、ソフィアは都へ出て大学と「秘密結社」に入ることにした。＜騎士＞のアレクシスはなぜかソフィアにつきまとう。なかなか面白かった。ソフィアのブラコンぶりも、アレクシスのストーカーっぷりも、ネリーの冷静でいながらもソフィアとのらぶらぶぶりも、いろいろとよろしい。ゴスロリルックはあまり興味ないんだけど、続きはお待ちしております。(^^)

• 「レディ・マリアーヌの恋人 (ルルル文庫)」騎士っぷりは男子にも負けていない、けれどレディとして生きることを決めたマリアーヌの奮闘の最終巻。えー、これで終わり……？「月の欠片」が全く解決していない……(^_^;)うーん、面白いと思うんだけどなあ……かっこいいレディは、だめですか？ミリエール姫が可愛くてねえ、もう……。これが気に入った方は、前作「花姫恋芝居」もおすすめっすー。

「三秒、時間をさしあげます。脱ぎますか、それとも脱がされますか？」
マリアーヌ「レディ・マリアーヌの恋人 (ルルル文庫)」（宇津田晴・小学館ルルル文庫）p231より

• 「サクラダリセット５ ＯＮＥ　ＨＡＮＤ　ＥＤＥＮ (角川スニーカー文庫)」それぞれが望むはずの「能力」を手に入れたはず。それなのに、みんな幸せには見えない、そんな咲良田市。二人でひとつの「リセット」という能力を持つ彼らの関係は変化しつつあった……。今回は、「夢の世界」へ二人＋αが行きます。……にしても、登場人物女の子多すぎませんか（笑）。いや、この唯一な雰囲気はとても好きなんですけどね。にしても、浦地さんはイラストで悪者すぎます（笑）。他の作者にはない、透明感あるけれど「まったき善」だけではない、けれど全てあきらめてはいない世界が快感です。

「誰かとと一緒にいなさい。それだけでいい。隣にいる人が笑うことを、幸せと呼ぶんだ」
「サクラダリセット５ ＯＮＥ　ＨＡＮＤ　ＥＤＥＮ (角川スニーカー文庫)」（河野裕・角川スニーカー文庫）p207より