読了本
- 「夢の上3 - 光輝晶・闇輝晶 (C・NOVELSファンタジア)」唯一神サマーアを信仰するこの国の王となる資格を持つ二人。彼らの夢は相似していながらも、全く違うものとなっていた……。最終巻は、みなさんの予想通り、王子二人の物語でした。多崎さんは本当に凄いなあ……。いやー、「物語」好きは必読ですよ!あらすじで語れば、ひとつの道筋でしかない物語を、各人の視点から語ることにより、全く違うことをこの人は考えていたんだ!実は同じことを考えていたんだ!実はこの人はこの人とこんなところで出会っていたんだ!など多くのことを知らされます。それがたまらなく楽しい。各人の決意が哀しく、また心地良い。もっとこの世界にいたい。そんなことを思わせてくれる物語に、また出会えました!文句なしにおすすめ!絶品です。
携帯サイトyorimoba(月額210円)にて、外伝配信中だそうで……うう。入ろうかな……。