なまくらどもの記録 ver.2

読了記録(節操無しエンタメ系)

読了本

  • 生贄の羊と1/2アンデッド (ファミ通文庫)」「1/2アンデッド」になってしまった冬哉。近隣の名門高校での連続して起きている事件を調査することになる。その裏にいるのは幽霊?冬哉の性格がライトノベルぽくなくお軽い性格なのがなかなか面白いのだけれど、それ以外があまり好きになれず。ふくろうもいいんだけどなあ……。続きは読むか微妙です。
  • ポリス猫DCの事件簿」葉山市の猫島で警官として働いている側には、「ポリス猫DC」がいた。猫島は猫が人口の数倍もいる、観光で持っている島(江の島ではありません〜(笑))。そこで起こる事件とは……。コージーミステリにしては警官が主人公だけど、でもコージーな雰囲気がかなり強いので好きな人にはおすすめ!面白かったー。猫がうじゃうじゃ出てくるので、猫好きも嬉しいのでは。一番好きなのは像の話。ぐるぐる回る像に笑いました。つか、みんないいかげんすぎ。
  • 恋のたくらみは公爵と (ラズベリーブックス)」振ったはずの求婚者から逃げているダフネが出会ったのは兄の悪友の公爵、サイモンだった。気が合った二人は「つきあっている振り」をすれば、結婚を迫る家族から自由になれるのではと思いつく。サイモンはかつて自分の父親からどもりのために冷たく扱われたことが原因で、けして結婚すまいと思っていたのだが……。ブリジャートン家シリーズ第一作。すっごく「海外ロマンス」でなくてはならない仕掛けがあって、そこか!と思った。私が今まで読んだ中で初めて、「結婚式の前に母親から伝授」のシーンがあったんだけど、なーんも教えてないがな(笑)。八人もこどもつくっといて……うにゃうにゃ。ダフネの軽妙で楽しげな会話ができる頭の良さはあるけれど思いやりもあるところが非常に好感度が高かったです。八人もこどもがいるので、キャラクターが膨大ですが、それぞれに楽しかった。いろんなキャラクターがいるのが好きな人は面白いんじゃないかな。レディ・ホイッスルダウンもとても面白かった。あー、わかった、三姉妹の末っ子だろ!なあ!コリンとくっつけてくれ!シリーズの続きが楽しみです。

『男は雄牛のように強情だなどという喩えは、雄牛に失礼である』
恋のたくらみは公爵と (ラズベリーブックス)」(ジュリア・クイン・村山美雪訳・竹書房ラズベリーブックス)p385より

  • 魔法の庭ものがたり9 フェアリーたちの魔法の夜 (ポプラ物語館)」人間の女の子が、魔女の跡継ぎとしてハーブを使ったアイテムを作っていくシリーズ。ミッドサマーイヴがテーマでした。トパーズの跡を継いだジャレットだけど、トパーズならどうしたかな、と考えることが多くて……というのが、現実にすごくありそうだなあと思いました。