読了本
- 「月明りのくちづけ (二見文庫 ザ・ミステリ・コレクション)」意に沿わぬ結婚をまぬがれるため、自殺を偽装してロンドンへ向かったリリー。遺産によって未亡人に扮して一生独身を貫こうと決意するが、彼女を誘惑する人が現れて……。まさか、愛人になってしまう海外ロマンスがあろうとは。お互い独身なら、「愛人」じゃなくてもいいじゃないか、と思わないでもないけど、それでも醜聞なんだー。へー。で、また二人はえんえんとそういう関係続けるのかと思ったら、婚約者そんな方法でつくるんかい。しかも彼女が人をだましといてよくゆーわ的なことを言って去っていくと……ぬぬー。これはもっと怒っていいぞ>ヒーロー。
- 「ほたるの群れ〈1〉第一話・集(すだく) (幻冬舎文庫)」二つの秘密組織の争い?に巻き込まれ、命の危機にさらされた中学生二人。しかし、少年は危機において予想だにしない力を発揮した。「童話物語〈上〉大きなお話の始まり (幻冬舎文庫)」の作者だったので読んでみました。うーん……これ、昭和の時代?という臭いが……これをなぜいま、という感覚はいなめませんでした。阿坂くんはこれからどうするんだろう。