読了本
- 「asin:4840139784:title」悪霊シリーズリライト版の五巻目。いきなり現れたナルの「師匠」まどかの命に従い、幽霊屋敷の調査に乗り出したSPR一行。シリーズ最恐の巻です。……といっても、リライトしたから怖くなったとはあまり感じられなかった。多分昼間に電車の中で読んだからもあると思うけど(笑)。この巻ばかりは、夜一人の部屋で読む気にはとてもとても……ぶるぶる。んー、ダンジョン談義がけっこう好きだったのでもちっとふくらませてほしかったかなあ。版権的に難しいのかしら。インチキっぽい同業者たちのところはよかったけど。
- 「パニッシュメント (ガガガ文庫)」帯&表紙詐欺もいいところだ(笑)。男子高校生、郁は、最近幼馴染の常盤にお弁当つくってあげる!といわれたりして、けれどある事情から、それを素直に好意と受け取ることができなかった。なんと、宗教がテーマ……重っ(笑)。すっごくしっかりと取材して書いてるんだろうなあ、とか、でもライトノベルじゃないけど、でもでもこれをこのライトノベルの形式で読めることによって青少年が読めることはいいかとかもとか。個人的にはなかなか面白かった。人を離れた視点から見ることのできる郁が冷静なのに、沸点を超えると調整効かなくなる感じもわかる。ダークですが、そういうのも可であれば。この作者は私は追っていくつもりです。