読了本

• 「愛とためらいの舞踏会 (扶桑社ロマンス)」愛人を仕事にしていた母を亡くしたマギーは、生家を追い出されそうになっていた。海辺の町で出会った青年に初めてひかれたマギーだが、関係は持たずになんとか別れた。再会したとき、マギーは誰かの愛人とならざるをえない状況で……。はっはっは！いままで、いろいろと海外ロマンス読んできましたが、ここまでの自覚なしロクデナシは初めて読みました！もういっそのこと、面白い！（笑）海辺の町で偽名を騙るのは特に問題はありません。その後、再会したときにまず強引に連れ去りーの、関係を持つのはいいけど、「優しくします」の宣言をまもらねーの、（もちろん主役は経験なし）翌朝デリカシーのかけらもない発言、さらに主人公の親友を「出てけ売女」扱い。いくら愛人ダメだ教育を受けたからといって、アホにもほどがあります。その後もまーやらかすやらかす。あー愛人がヒロインなんだ、珍しいなあぐらいで読んでいたら、それどころじゃないっすよ、このヒーローのロクデナシっぷり。これをよくヒーローに据えたな！すごく笑えて楽しかった。