読了本

• 「幸せの宿る場所 (ライムブックス)」一家の敵、であるはずの男性と偶然にキスしまったけれど、きっぱり忘れて本来の婚約者と結婚した。しかし、夫は次第に彼女にいらだちを隠せなくなり……。序盤の虐待がしんどかった……こーゆーの読んでいてしんどい……。児童虐待の話はけっこう読んでいたけれど、ドメスティックバイオレンスはそれはそれでしんどいわ……本来お互い大人であるはずの二人が、対等でなくなっていくさまが怖い。たぶんそこをリアリティたっぷりに描いているのだと思います。後半も、ヒーローというよりはヒロイン自身のちからでやりなおしていくようなところがよかったです。ロマンスというよりは、女性の物語としておすすめ。

「あなたといるときのわたしって、あなたといないときと同じくらい、ありのままのわたしでいられるの」
「幸せの宿る場所 (ライムブックス)」（リサ・クレイパス・斉藤かずみ訳・原書房ライムブックス）p463より

• 「恋だの愛だの 5 (花とゆめCOMICS)」イケメン椿くんの俺様でありながら残念な日常が楽しいシリーズ、選挙編スタート。最近さゆり様と椿様のダッセ！とイラッの応酬が楽しすぎます。