夏空のモノローグ Portable・その６（綿森ルート）

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　科学部のみんなと同じようにループを巡っているようにみえるのに、不思議な雰囲気の綿森さん。彼はこのループの真相を知っているのではないか……？
　ラスボス！ラスボス！真のラスボスは○○さんでした！あの音なんだろう、ってちょっと思ってたんすよ！それか！確かにそれを解決しなければ、前には進めないだろうなあと思います。でも、葵はあんなにいいこなんだから、自分から踏み出せば、好かれないはずがないよなあ。
　ラストはもーもー！科学部のみんながかわいくてなー。全員が楽しくて、ほんといい作品でした。やれてよかったー。明日がくるということは、いいことばかりではない。けれどそれを選択すること。そんな「希望」についての物語でした。
　ただ……乙女ゲーというよりは、ノベルゲームかなというきもしないでも（笑）。私はこのぐらいの作品が大好きなのでとても嬉しいのですが、乙女ゲーのらぶらぶを求めている方にはちょっと希望と違うものかなという気もします。ストーリーがある話や、ひとのこころ、どうしようもないものへの想い、仲間たちの楽しい（ちょっとどたばた）な感じが好きな方には強力おすすめです。男性も楽しめるんじゃないかなあ。あ、主人公はかなり後ろ向きです。そういう話なので……。
　私は……木野瀬ルートが一番はまったかなあ……彼が過去を捨てきれないところは、その年なら仕方ないと思うし、聞き分けがいい子が多すぎるよな、こういう話……とも思った。篠原くんもよかったけどね！