読了本
- 「王子とワルツと懐中時計―ヴィクトリアン・ローズ・テーラー (コバルト文庫)」完結一年後を舞台とした短編集。シャーリーは相も変わらず……アホっぷりをさらしております。なんか結婚相手としては、アントニーが一番いい気がしてきました(笑)。大人の女性におすすめのラブ(コメ)ストーリーです。最初より、後の方が人間関係がメインになってより面白くなってきます。
シャーロックはいつも、ここぞというときに外すのだ。
「王子とワルツと懐中時計―ヴィクトリアン・ローズ・テーラー (コバルト文庫)」(青木祐子・集英社コバルト文庫)p166より
- 「女神と棺の手帳 星空に誓う再会 (角川ビーンズ文庫)」医学生の少女と軍人さんのミステリラブコメ。そろそろ切ろう……。
- 「ホーンテッド・キャンパス 桜の宵の満開の下 (角川ホラー文庫)」大学のオカルト研究会では、オカルトな依頼を受けている。ちょっと頼りないけど霊視ができる森司は同じオカ研のこよみに惚れているが、ライバル登場!?やー、ラブ部分がもりあがるもりあがる〜いちゃいちゃしやがって〜。ミステリ部分もなかなか面白かった。オカルトありのミステリ好き(ちょっとライトでもいいよ!)方は読んでみてもいいと思います。森司の朴念仁ぶりも冴えている。
- 「ラブオールプレー (ポプラ文庫ピュアフル)」中三の水嶋亮はバトミントンが大好きだが、指導者不足によりなかなか実力を発揮できずにいた。そんな彼に来た名門校からのスカウト。亮はうきうきと入学、同学年のメンバーたちとバトミントン部に入り、インターハイを目指す!おっもしろかったー。Reading-Diary Memoさんの感想を読んで興味をひかれたのですが、本当に面白かった!バトミントンにはいっこも興味ない(笑)のですが、それでもこの指導者が陰ながらの活躍〜の、エースプレーヤーでなくても影なる功労者である同級生の、「親友」!の、輝ける姉ちゃんの!山盛りですわ。主人公は常に冷静な視点で観察力が優れている、とまたかっこいい属性が。これで面白くないわけがない。ストーリー自体には、特に問題になるぶつかりあいとかはなく、(ある意味先輩が彼にぶつかってますがw)淡々と上を目指して進んでいくんだけど、それが楽しい。腐的にも楽しまれそうです。
「亮に足りないのは、熱さだよ。周りが引くぐらい熱くなったことないでしょう?」
理佳「ラブオールプレー (ポプラ文庫ピュアフル)」(小瀬木麻美・ポプラ文庫ピュアフル)p43より
姉ちゃんちょーかっこえー!こんな姉いたら人生変わるなあ。