- 「かいぶつのまち」かつて女子高生のときに劇団をつくっていたメンバーたちが、母校の全国大会に顔を出した。部員たちの一部と教師が一斉に体調を崩し、主役の少女はなにかをわめきちらす。学園ミステリだけど、OGたちの目線なのでそれほど青春でもない。前作(「少女たちの羅針盤」)は感想書くの忘れていたけど、なかなか面白かったです。テーマによってはぴたりとくるものがありそうなので、しばらく追ってみます。
- 「三人目の幽霊 (創元推理文庫)」落語雑誌の編集長&編集者の日常の謎シリーズ。意外と、あまり落語落語はしていない感じでしたので、落語に興味がないひとでも読めるつくりだと思いました。もう一味(ラブコメとか、お仕事ネタとか)あると、もっといいシリーズになるかと思うので、以降に期待。三連続失踪はちょっと多いなーと思いました。
- 「見ざるの天神さん 浪花ふらふら謎草紙 (浪花ふらふら謎草紙) (集英社文庫)」江戸時代の大阪を舞台としたミステリシリーズ。やったー!続編でたー!ラブもちょっとだけありつつの、この時代の小道具を使ったミステリが楽しいです。少女小説出身の方ですが、あまりそんな空気でもなく。築山桂さんが好きな方なら推し推しで。
- 「Landreaall 22巻 限定版 (IDコミックス ZERO-SUMコミックス)」いろいろ謎解き・仕掛け編。また前の巻を読み返してしまった。何度も何度もおいしいシリーズだ。小冊子がつく偶数巻は、tailpiece・表紙裏の違いはないそうです。