- 「おこぼれ姫と円卓の騎士 皇帝の誕生 (ビーズログ文庫)」二人の兄王子たちの争いの激化から、こぼれ落ちてきた王位を手に入れたと思われているレティーツィア王女。今回は外国での皇位継承争いに巻き込まれたレティだが、ついに「レティ・捕われる」!?このシリーズは恋愛なくてもいいなと思った理由は、きっと「レティがヒロインかつヒーロー」だからだ!「風の王国 (風の王国シリーズ) (コバルト文庫)」も同じ香りがする。今回はそのレティが舞台が一時姿を消すという事態になり、騎士たちがどのように対応するかが注目どころでした。今回も面白かった。女性の「ともだち」もできたことだし、そろそろ女性騎士or女性侍女がほしいところだなあ。ぜひ強い侍女希望。
- 「異世界でカフェを開店しました。〈2〉 (レジーナブックス)」異世界でカフェを開いた女の子の話。まー恋愛も入って、ふーん……な終わり方だった。一巻の方が、いろいろ試す過程が面白かったので、この展開はちょっとがっかりでした。まあしかたないといえばそうなのですが……。
- 「善鬼の面 大江戸定年組6 (二見時代小説文庫)」隠居した幼馴染三人組が、江戸の町の問題を解決する!
- 「死者の短剣 惑わし (創元推理文庫)」地の民と湖の民はお互いにみかけることもまれな関係。それぞれの種族の女と男が出会い、運命をともにしていく物語。わりとファンタジー読みには「いまいち」な感想を読んでいたのですが、確かに……。ロマンスが、こう、萌えないね……。
- 「身代わり伯爵と秘密の日記 (あすかコミックスDX)」この漫画化はすっごくレベル高いのでおすすめです。今回は完結後の外伝集のようなかたち。兄が大活躍なので楽しい。
- 「林檎の木を植える (マーガレットコミックス)」小学校からの友達だったけれど、高校生になってだいぶ疎遠になってしまった四人。そのうちの一人が事故で亡くなり、ますます遠ざかっていたのだけれど……。一人の少女の死が、それぞれに、そしてまったく関係のなかったひとにも影響を与えて……こういうの、向いてるかも!>志村さん。微妙な気持ちがほんとうにうまい。「繕い裁つ人(1) (KCデラックス)」とか好きな人にはおすすめです。