読了本
- 「ビーズログ文庫アンソロジー オトキュン!R」ビーズログ文庫の人気作品のパロディアンソロジー集。現代世界の作品が多かった。まーなんといっても「おこぼれ姫と円卓の騎士」がすごい。こんなにちゃんとした作品に仕上げてくるとは……石田リンネ、おそろしい子!「影の王の婚姻」はヒーローがエロしか頭にない子だった。「(仮)花嫁」はガウェイン先生の出演がもっとほしかった。いぢめていぢめて。
「もの凄く見込みがないか、もの凄く見込みがあるか、そのどちらかだろうな」
「おこぼれ姫と円卓の騎士 事件ではじまるアイラブユー」(石田リンネ・エンターブレインビーズログ文庫)「ビーズログ文庫アンソロジー オトキュン!R」p124より
- 「雇われた婚約者 (ヴィレッジブックス)」婚約者がかけおちしても、そしらぬふりで賭け事をしていたという噂の冷血人間の伯爵に雇われて、婚約者のふりをすることになった元令嬢。彼は、実はある事件を調査していたのだが……。アマンダ・クイックらしい、頭がいい天然のしっかりもののお嬢さんが楽しく読ませてくれます。最後まで面白かった。サスペンス部分も、いい効果を出していました。
「旦那さまはご自分が幸せになられるためになにをなさっていますか?」
「雇われた婚約者 (ヴィレッジブックス)」(アマンダ・クイック・高田恵子訳・ヴィレッジブックス)p201より
- 「めいめいシャドウ (アヴァルスコミックス)」いろんな人に命を狙われている王の影武者をしている子がかわゆーてのう、なお話。