読了本
- 「ソロモンの偽証 第II部 決意」中学校の通用門で、二年生の死体が雪に埋もれた状態で発見された。「自殺」として処理された一件だったが、密告文書から殺人犯扱いされた不良生を「裁く」ための裁判が始まる！本巻では、裁判の前日まで。なるほどねえ……こういう流れなのか。主人公の女子学生がやや嫌味だけど、イケメン？賢い男子勢はかっこいい。そーいや、なんとなく宮部さんの書く女子はあまり好きではないかもなあ……。井上君の活躍に期待です。
図書館で、「あ、二巻きてますけど、取り置きなので*1まだですよね」と棚に戻されそうになって、マジで一瞬焦ってしまった（笑）。読んだから！一巻もう読んだから！貸して！って訴えてしまったw
- 「貧乏お嬢さま、古書店へ行く (コージーブックス)」王位継承権も（低いけど）一応あるのに、貧乏でロンドンで一人暮らしをするにもバイトとしてお掃除をするメイドをしないとやっていけない女の子。お金がないのに、王妃様から他国の王女を泊まらせろと言われて……。おじいちゃんがなんとガールフレンドと一緒に彼女を助けてくれるのがたのしかったー。王女のハニの天真爛漫さも楽しくて、一冊まるまる楽しめました。このシリーズはやっぱりいいわ〜。コージー好きだけではなく、少女小説好きも楽しめると思います〜。エリザベス一世の後の時代で、少し第二次世界大戦の前兆が見え始めていますが、まだひとびとはのんきにしている雰囲気。おすすめです！
*1:一巻より先に二巻が来てしまった場合に、まだ貸さない……という制度が最近あります
