2013年に読んだマンガベスト5
・「紫色のクオリア」3巻(完結)(綱島志朗・アスキー・メディアワークス電撃コミックス)
シリーズ最終巻。「まどか」でSFの世界にはまった人には、ぜひ読んでほしい作品となりました。これもまた、「親友」を求めて求めて、そこまでいってしまうんですか、というお話です。やー、この作品をマンガ化って、それ無理でしょと最初は思っていたのですが、見事にやってくれました!誰にでもおすすめではないですが、ダークな展開でもよければおすすめです。SF的にも素晴らしい作品でした。
・「ボクラノキセキ」8・9巻(久米田夏緒・一迅社ZERO-SUMコミックス)
同じ前世を生きたクラスメイトたちが、疑心暗鬼の中とうとうぶつかりあってしまう!謎が新たな謎を呼び、誰が敵か味方かわからないという状況がハラハラ燃えます。誰も死にませんように!
あまりに謎が多すぎてわからなくなってきたので、ネタバレスギメモを作りました。未読者は立ち入り禁止です。
・「黄金の川岸 坂の上の魔法使い3」(完結)(明治カナ子・大洋図書H&C Comics ihr HertZシリーズ)
完結編。翻訳ものなどの硬質なファンタジーが好きな方におすすめです。
なんだろう、このシビアな世界の中でのストイックな人が、感情を漏らしてしまうのってものすごくイイ!これがBLが好きな人の世界につながっているんだろうだろうなあ。でも、このシリーズはBLは前には出ていないで、ファンタジー部分の方がとても強烈で、この三巻なんて、ほぼそんな要素はないも同然(笑)。ふだんBL読まない方でも押し押しです!
・「魔女と猫の話」(四宮しの・少年画報社ねこぱんちコミックス)
魔女のタマゴたちと、彼女たちの猫の物語。魔女見習いの少女たちにはまだ欠けているところがあって、それを補う手助けとなる猫たち。しかし、欠けているところだけに、反発をしてしまうところが、非常にわかる。寄宿舎ありの学園ものでもありますし、紺野キタさんとか好きな人におすすめです。
・「うそカノ」1〜2巻(林みかせ・白泉社花とゆめコミックス)
うその彼女に立候補したけれど、本当に好きなのは彼。「うそかの」が必要な理由は……。1巻は切ない感じでしたが、ラブコメ愛あふれる2巻がちょー楽しかった。