読了本
- 「天冥の標〈1〉―メニー・メニー・シープ〈上〉 (ハヤカワ文庫JA)」「天冥の標 ? メニー・メニー・シープ (下)」てなわけで再読。いやー、今読むといろいろとよくわかる。そっかー、ここから「始まった」のかー。なんか残酷さがぜんぜんないよ?むしろさわやかでもいいのではぐらい。この後の要素がいろいろと詰まっていて、なるほどと思います。何回もおいしい、よいシリーズだなあ。カルミアンや「恋人たち」など人間でないゆえの数々のさまざまな「波」が、SFならではの「時代の中を遠く眺める」感を強めます。最新刊を読んだ方には、一巻再読おすすめ!そしてまだ読んでいない方がうらやますい!
「他に類を見ない素晴らしい蟻ですね」
「天冥の標 ? メニー・メニー・シープ (下)」(小川一水・早川文庫JA)p232より