読了本
- 「問題児たちが異世界から来るそうですよ?そして、兎は煉獄へ (角川スニーカー文庫)」最近ちょっと(私には)楽しくなくなってきた。キャラが多くなりすぎてしまったのが一因かも。私は基本十六夜様メインなので。
- 「廻旋する夏空―クロニクル・アラウンド・ザ・クロック〈2〉 (新潮文庫)」伝説のバンドになってしまいそうな「爛漫」の元リーダーの兄とつきあっている女の子。ちょっとかたくなで自意識過剰なこの子が、「爛漫」の行く末を見守るお話……かな?ミステリ要素はいらないような気もしますが、面白いです。
「俺に楽聖になれと?」
「なれ」
「廻旋する夏空―クロニクル・アラウンド・ザ・クロック〈2〉 (新潮文庫)」(津原泰水・新潮文庫)p23より
- 「神様が殺してくれる」インターポールの事務員として働く主人公が、大学寮で同室だった美貌の青年に関する事件に巻き込まれていく。ヨーロッパのちょっと浮いた雰囲気が非常に森博嗣さんには合っている気がします。あっちで出版とかされてるのかな?森さんの話で、こんな美青年がでてくる話って珍しいような。終わり方も余白を残した感じで、意外でした。最近はこういうのを書いてるのかな。
- 「口入れ屋お千恵 繁盛記(二) (新時代小説文庫)」女専門の口入屋(人の仲介業)をしているお千恵ちゃんのお話。ミステリありの短編で読みやすくてなかなか好きです。