- 「八百万の神に問う4 - 冬 (C・NOVELSファンタジア)」和風異世界ファンタジーシリーズの完結巻。といっても、「不思議」やら「いろんな能力」やらバトルが売りのシリーズではなく、「相手を説得する」というやたら地味なんだけどなぜか面白いシリーズでした。 今回は、音導師シンの過去や気持ちが明かされていくお話でした。伝えるこことや説得することのむずかしさと大切さが伝わる話ですが、現実でどのくらい活かされるのか……なかなか難しいよなー。
「どんなに優れた音導師でも、救いを求めない人を助けることは出来ない」
「八百万の神に問う4 - 冬 (C・NOVELSファンタジア)」(多崎礼・中央公論新社C Novels Fantasia)p91より
- 「エール! (3) (実業之日本社文庫)」お仕事アンソロジー第三弾。この巻はぐっとくるものはなかったけど、それぞれなかなか面白かった。ベビーシッターの話が一番心に残ったかな。世の中、いろんなお仕事があります。
- 「泥棒猫ヒナコの事件簿 別れの夜には猫がいる (徳間文庫)」「別れさせ屋」ではなく、あくまでも「泥棒猫」の商売の周辺の女性たち。まーいろいろなケースがあるもんだ。本人たちは「商売」なので意外とどろどろしていなくてエンタテインメントですね。
- 「うそカノ 3 (花とゆめCOMICS)」頼まれて「うそカノ」したり、「本番」待ちかねちゃったりとドキドキ!なーんてのより、なによりも入谷君のクラスの人たち……ぶぶぶ!出てけよ……見てるなよ……(笑)。たまらんかったー。