読了本
- 「ブラックスローン インディゴの夜 (インディゴの夜) (集英社文庫)」ちょっと変わったホストクラブ「club indigo」の、今回の事件は……ネットです!とことん昭和調な大人たちが笑える。
- 「翻訳会社「タナカ家」の災難 (宝島社文庫 『日本ラブストーリー』大賞シリーズ)」翻訳会社だけれど、家長「タナカさん」のもとで家族のように過ごしてきた「タナカ家」のひとびとと、彼の息子と。ラブストーリーではないけれど、なかなか面白かった。ラブストーリー大賞は、宝島社でも黒くないっすね。翻訳には以前から興味があって、老後は翻訳をしてみたいかも。
- 「妻の沈黙 (ハヤカワ・ミステリ文庫)」浮気をされて別居しはじめた夫婦。これがまた不気味で、夫は新しい妻となるべき人とすみながらも、元妻と会ったら愛しているとかほざいて関係を持ったりする。まあ現実にありそうではあるんだけど、気持ち悪いのはそこではなく、そこを無表情にやっていそうなところが気持ち悪く、ずーっと読んでしまいました。訳がよいのか、面白かった。翻訳は、メアリ ・バログとかを訳している山本やよいさん。