読了本
- 「つめたいオゾン (富士見L文庫)」奇病がおおく世に広まっている世界で、「アンナ・メアリー症候群」にかかったその二人……も、そのうちの「ひとり」だった。見知らぬ二人の意識がいつしか一つになっていく、という奇病になってしまった二人の、「それ以前」と「そのあと」の軌跡。全く「感動できる」とか「ハッピー」とかのないエンドは、まさしく唐辺葉介さんだなあと思いました。これ以前の作品の方が好きですが。苦い……というのでもない、えぐいけれど汚くない、キレイなお話です。
- 「ミラクル★キッチン〈4〉参戦!スイーツコンクール (ホップステップキッズ!)」今回はリトル・シェフが活躍しなくて残念……。これで続きはもう出ていないようです。リトル・シェフの出番をもうちょっとつくって、彼女と二人の関係を描いたほうがよかったかも。