読了本
- 「航路(上) (ハヤカワ文庫SF)」「航路(下) (ハヤカワ文庫SF)」NDE(臨死体験)を研究対象としている二人の医師。擬似的にNDEと同じ現象をつくりだすことができるのではないかというところから、実験がとことんうまくいかずに苦しむ上巻から、下巻のラストへのめくるめく「衝撃」の展開。てゆーかあんた再読なんだから覚えておきなさいよってとこですが、ええ、まったく覚えていませんでした(^^;また泣きそうになってしもた……お得な頭だ。メイジーとジョアンナのお互いを想いあうところとか、それ以外のジョアンナが生きていく上で築いてきた関係が実を結んでいくところとか、たまらん。テーマから、どうしても「死」について考えさせられます。自分が死ぬときはどうかなあとか。おすすめです。ぜひ下巻まで。
「それはただのメタファー」
メイジー「航路(下) (ハヤカワ文庫SF)」(コニー・ウィリス・大森望訳・早川文庫SF)p629より
- 「よるの美容院」しゃべれなくなってしまった小学生の女の子が、おばさんの家や近所の人とふれあううちに少しずつ変わっていく話。
- 「はぐれ与力―捜し屋孫四郎たそがれ事件帖 (ベスト時代文庫)」捨て子を拾った元与力が、犬探しとか人探しとかを請け負う話。