読了本
- 「黄蝶の橋 更紗屋おりん雛形帖 (文春文庫)」大店の娘として育ったのに、両親を失い、伯父のもとに身を寄せることになった娘が、女中として働く中で生きる道を見出していく話……かな?ちょっと話が大きくなりすぎて、引いてしまった。なんでみんながそんなにおりんに心を寄せるのかがわからなくて、なんかここまでなっちゃうと、俺SUGEEEみたいな……。テーマが好きなネタなために残念だ……。
- 「百鬼夜行抄 24 (Nemuki+コミックス)」ラストがはっきりしないものもあるのが、このシリーズのいいところだなあ。それも交じりつつの、ちゃんとしたラストがあるものもあってミステリ的な要素も楽しめる。
- 「横濱妖精探偵社 隣人さんは賑やかに踊る (富士見L文庫)」「隣人さん」といえば、妖精の別名。ヨコハマには実は「隣人さん」専門の部署があって、関連の案系を扱う探偵がいた。その探偵さんの「おじいちゃん」のもとにひきとられることになったマニ。妖精のしっかりとした知識のもとに描かれる、マニの目からみた新しい世界がまぶしく、でもマニが楽観的ではない感じが楽しく読めました。YAに近い少女小説かなー。