読了本
- 「おこぼれ姫と円卓の騎士 再起の大地 (ビーズログ文庫)」異国での病と闘うレティ。相変わらずのミステリありのジャンルがどんどん違うものも入ってくるのが楽しい。男勝り、ではなく、ただ戦うべきだから戦うレティがとてもハンサムです。それについていく騎士たちだけど、彼女を心強くさせるのも彼らの役割。レティがひとりではないのがうれしい。なのに、ラスト、おいおいそーくるかぁ?帰国してどうなることやら……。恋愛面ではどーなるのか読めないわ……勝手に終わらせようとするヒロインって……。
「『情』の見返りだ。……これだけ尽くしたのだから、よき方へ変わってくれと、無意識に願っているだろう。そして勝手に失望して、傷つく」
「おこぼれ姫と円卓の騎士 再起の大地 (ビーズログ文庫)」(石田リンネ・エンターブレインビーズログ文庫)p97より
- 「星野宮桜子の三度目の正直。 (ビーズログ文庫アリス)」オンライン小説の書籍化。悪役令嬢ものですが、生き残るために幼い頃から努力を繰り返す桜子さん。なんも考えず楽しく読めます。
私、こーゆー悪役令嬢没落エンドが出てくる乙女ゲーとかやったことないし、マンガでも見たことが多分ないんだけど……どこから来たテンプレなのかな?
- 「水仙の夢: 竜宮ホテル (徳間文庫)」ちょっと変なものが見える作家の水守響子さんの出会う不思議なものたちの話。「見えない魔法」が一番ぐっときた。誰もが持っているかもしれない魔法ですね。