読了本
- 「花冠の王国の花嫌い姫 (ビーズログ文庫)」花で有名な豊かな大国の姫として生まれたが、花粉症のため辛いひきこもり生活を強いられてきた姫。北の小国に嫁ぎたい！と猛アピールしていたが、受け入れられてもそれはそれで怪しいよね……？政治的な外交のバランスや王としての考え方など、王家らしいものの考え方、ふるまいが面白く読めました。これは続刊も読もう。
- 「エンプティー・チェア〈上〉 (文春文庫)」「エンプティー・チェア〈下〉 (文春文庫)」昆虫大好きな問題児が起こした誘拐事件×２。手術をしにきたはずなのに、解決を依頼されたライムだが、事件は彼自身を巻き込んでいく。下巻、解決した？と思ったらまだページ数が……と思ったらまたか！またか！の繰り返し（笑）。もースズメバチコワイ！面白かったです。このシリーズが楽しいのは、ストーリーの面白さもありますが、訳が私にすごく合っているんだろうと思います。皮肉ないい回しがすごく楽しいし、用語にん？と思うことがない。ストレスなく読める翻訳ものって、素晴らしいのです！
「まあ、物証があればそのほうがよかったろう。しかし、人間、ときにはあり合わせのもので急場をしのぐしかないこともある。皆は私を頑固者と信じているが、実はさほどでもないんでね」
リンカーン・ライム「エンプティー・チェア〈下〉 (文春文庫)」（ジェフリー・ディーヴァ―・池田真紀子訳・文春文庫）p299より
- 「夢からさめても(3) (アクションコミックス)」市役所が舞台のラブコメ。仕事は地味ですが、そこから生まれてくるものがあるんだろーなーと思いました。ラブコメもまるくおさまってよかった。とにかくヒロインがかわいい！ヒロイン以外もかわいい！
