読了本
- 「銀河英雄伝説〈6〉飛翔篇 (創元SF文庫)」再読。いつのまにか、オーベルシュタインの年を超えていた(笑)。銀英伝が男女ともに人気を得ているのは、やはり戦争だけではなく、その場で生きているひとりひとりの「理想ではない」姿を描いているからかなーと思いました。今見ると、同盟側は、「ヤンありき」なメンバーだったなあと思いました。帝国側は、他の君主でもある程度力を発揮できそうな気がする。
- 「古書カフェすみれ屋と本のソムリエ (だいわ文庫)」古本をは販売するブックカフェのオーナーすみれさんは、共同経営者の古本担当紙野くん。彼が「この本買ってください」と言うときは、秘密がその本にある……?値段安いからまだいいけど、押し売りに近いのはちょっとひく。でも、予想より面白かったし、それぞれの謎も興味深かった。「パン屋のパンセ」からの引用は本当に魅力的。これを贈るってことはその人のことが好きだと思うぜ!
「食べそこねたランチを征服したい」
「古書カフェすみれ屋と本のソムリエ (だいわ文庫)」(里見蘭・大和書房だいわ文庫)p130より
- 「誘惑の夜に溺れて (二見文庫 ザ・ミステリ・コレクション(ロマンス・コレクション))」兄弟が思ったよりよかったんだけど、その分エロを追求するヒーローが浮いていた。もっと違う路線でもよかったのでは……?庶子だからってそこまで……?な扱いにちょっとひいた。ヒロインの父母が悪役すぎる。
- 「愛のカーテンコールを(ライムブックス)」最後まで読んだら、いかにヘタレかがよくわかった。トラウマ抱えたヘタレおっさんと、彼を優しく見守る健気なヒロイン。ヒロインがめちゃくちゃいいこ。