- 「花冠の王国の花嫌い姫 祝福の赤薔薇 (ビーズログ文庫)」外交、宗教、政治についても盛り込んだ少女小説……ってゆーとなんか難しそうですが、そんなことはなく、ちゃんとエンタメ・ラブコメもありで楽しく読ませてくれるシリーズ、完結です。ヒーローの影は限りなく薄く、またヒロインが「女の子っぽくない」子ですが、悪知恵が働くというか……高い視点から物事を見られる子で、しかもそれを「やろう」という決断のできるかっこいい子なのです!あー面白かった〜。おすすめです。
- 「([ほ]4-1)活版印刷三日月堂 (ポプラ文庫)」祖父と父の経営していた「活版印刷所」を継ぐことにした若い女性。「活版」にひかれるようにして集まったひとびととのお話。ラストの話が一番よかった。