- 「ホーンテッド・キャンパス 墓守は笑わない (角川ホラー文庫)」ここまでやられても……まだ……告らんのかい……!!!藍先生、意味がわかりません……よくこれを見ていられますね。ホラーミステリは快調なだけに、このラブコメが意味が分からない(笑)
- 「額を紡ぐひと」亡き婚約者の仕事であった額装師となった夏樹。絵だけではなく、様々な思いのこもる「もの」を彼女は額に収める。そんな彼女がつくる額縁は、「祭壇」のよう。「額」に収めるということは、どんなことなんだろうと思いました。あまり谷さんのお話は私は合わないところはあるのですが、これは面白かった。みんな仲良し、でもないところもよかったです。
額の中で時間を止め、額とひとつになったとき、眺め物思うための象徴、モニュメントになる。
「額を紡ぐひと」(谷瑞恵・新潮社)p87より