- 「風と行く者 (偕成社ワンダーランド)」守り人シリーズ外伝。バルサとジグロが親子として仕事をしていた時代がメイン。期待どおり面白かった。ジグロはまだまだ引き出しがありそうな気がする。もういっそのこと、ジグロの若者時代とかさ!(じゅる)死を想う物語にもなっていましたが、若者はこういうことを言われるとうっとおしいのかな?でも、いつかくるんだよね……。
「きっとわたしも、ある日、どこか中途半端なまま命を終える。その先をどうこうすることは、もうできない日がかならず来る。先のことは、そのとき生きている者にまかせるしかないんです」
バルサ「風と行く者 (偕成社ワンダーランド)」 (上橋菜穂子・偕成社ワンダーランド)p408より
ラストのタンダの鍋が気になった方は、レシピが「バルサの食卓」という本にありますので、おすすめです。毎冬つくっていますが、やっばりおいしい。みそ味+しょうががすき!