読了本
- 「Unnamed Memory IV 白紙よりもう一度 (電撃の新文芸)」精霊術士のティナーシャは前巻のラストから、長い時を経て再びオスカーと出会う。しかし、彼は自分のことになど興味がない……はずだった。こういう話を読むと、「そのひとがそのひとであること」「そのひとを好きだと思うこと」ってどういうことなんだろうと考える。二人ともってなると、これはもう、別人の話としてとらえるかな。個性は似るとしても、環境で人って変わるし、受け止めかたとか。
- 「三日月邸花図鑑 花の城のアリス (講談社タイガ)」父から受け継いだ庭に「入るな」と言われていたが、ある少女が現れて……。けっこう意外な方向でした。イメージがよい。
- 「八雲さんは餌づけがしたい。 (9) (ヤングガンガンコミックス)」ちょっと絵柄が変わったかな。